関東地方を襲った大雨被害で、ある白い家に大きな注目が

LINEで送る

こんにちは、中野です。
急に朝晩の風が涼しくなってきました。
9月になった途端に帳尻を合わせるように秋らしくなってきたと思いますが、それと同時にお呼びでない台風や大雨もやって来ました。
先日、関東地方を襲った大雨は尋常なものではなく、亡くなる人まで出てしまう惨事となりました。
私の知人が東京であの大雨に遭遇したそうですが、何だかいつもと違う雨の雰囲気ということがすぐに分かったそうで、東京でも身の危険を感じるほどだったと言います。
結局、その雨雲が鬼怒川を氾濫させて、宮城県でも水害をもたらすことになりました。
被災地におかれましては、心からお見舞い申し上げます。

さて、この水害である「白い家」が大きな話題になっていることをご存じでしょうか。
ご存じない方は、まず以下の写真を見てみて下さい。

鬼怒川水害 ヘーベルハウス

一見すると何の変哲もない一軒家ですが、この家はなんと、決壊した鬼怒川堤防のすぐ近くに建っていました。
他の家がことごとく流されてしまった中、この家だけは難を逃れてしっかりと建っていて、結局水害で流されることなく生き残りました。
この白い家だけポツンと生き残っていることが分かりますね。

鬼怒川水害 ヘーベルハウス

その様子はテレビのニュース映像で何度も報道されました。
当初はあまり目立っていなかったのですが、徐々に被害が大きくなって他の家が流されていく中で、この白い家だけが残ったので,ネットでは「あの家は何?」と注目されるようになりました。
さらに水害が深刻になって周りの家がほとんどなくなってしまった後も、結局この白い家は生き残りました。

これに対して賞賛が集まり、あの家はどこのメーカーが建てたのか?という話題が沸騰しました。
すぐにメーカーが判明して、旭化成グループの「ヘーベルハウス」だったことが分かりました。
最近はあまりテレビCMを見ない気がしますが、家のイラストが「ハーイ!」と声を上げるCMは有名でしたね。

このことは決して偶然ではなく、ヘーベルハウスは災害に強い家づくりをかなり前から推進してきたそうで、他の家より価格が高くなっても丈夫な家を追求していたそうです。
そのことが、今回の大災害で証明されました。
ネット上にはヘーベルハウスに対する賞賛があふれ、次に家を建てるなら絶対にヘーベルハウスにするという声がたくさん上がっています。

何十年に一度という水害は忌まわしいものですが、ヘーベルハウスがこれまで取り組んできたことがこんな形で証明されて、最大級の宣伝になったことは間違いありません。
事実、株価も上昇しているので、その影響は実際のところにも見られます。

良いものを作って、提供するというのはものづくりの基本です。
それはもちろん、私たち磯一グループも同じです。
しかし、良いものにはそれなりのお値段が伴います。長い不況で安いものにばかり注目が集まっていた時期もありましたが、ヘーベルハウスはそんな中でも災害に強い家を作り続けてきたわけです。
その真価が遂に発揮されて、今回のように世の中から高く評価されるのです。ヘーベルハウスがこのことを宣伝に使うかどうかは分かりませんが、そんなことをしなくても全国ネットで何度も「丈夫なヘーベルハウス」の映像が流れたのは事実です。

本当に良いものを、実直に作り続ける。
その大切さと、それがいつか多くの人から評価されるということを実感したのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA