磯一グループの経営理念、「美善真」についての最終回です。
まだ最後にある「真」という言葉についてです。これには「本当の正しさ」という注釈をつけています。
真という字は「まこと」とも読みます。真実や真の姿といった言葉にも使われているように、嘘偽りのない正しい姿を表しています。
時代とともに、正しいことというのは変化します。これは、時代の変化に合わせて価値観も変わっていくからです。江戸時代にはダメだったことが今では良いことだとされたり、その逆もあります。それを踏まえると、今この時代で何が正しいのかを常に考える必要があるでしょう。
磯一は、常に今の時代で正しいことを追求します。しかし、その逆に時代が変わっても変化しない正しさもあります。
それは、人としての正しさです。人として正しいかどうか、これを考えることは人としての成長を促します。毎日やっていることが、本当に正しいのかどうか、それを考えずに毎日の仕事をするのか、常に正しいことを意識しながら「志事」をするのか。この両者にどんな変化が見られるかは、言うまでもありませんね。
磯一グループが掲げている「美善真」の最後にある「真」が意味する正しさには、このような意味を込めました。