磯一グループヒストリーその6「熱い思いで志事をすれば結果は付いてくる」

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磯一山田店開店から順調にお客様の数は増えていきましたが、その方々はほとんどが顔見知りでした。知らないお客様が来られていることに気づいてお声を掛けてみると、常連さんのお知り合いでご紹介だったこともしょっちゅうでした。宣伝を全くすることなく、これだけのお客様が来てくれていたことには理由があると思います。
当時はただがむしゃらに突っ走っていたので、あまりじっくり考えることがなかったのですが、その「ただがむしゃら」というのが良かったように思います。熱い思いを持って志事に取り組めば、それは必ずお客様に伝わり、また来てくださる。そして、お知り合いにも教えてくださるのです。この好循環のおかげで、お客様の数は出来すぎではないかと思うほど、順調に増えていきました。
この時に得た「手ごたえ」は、今の磯一にも生きています。私がスタッフに考え方を伝える時には、必ずこのことを伝えるようにしています。スタッフはそれを実践してくれているので、どのお店もたくさんの常連さんが来てくださっているのだと思います。
順調にお客様が増えて、売り上げが伸びていったのは良かったのですが、そんな時はついつい無理をしてしまうものです。
開店から4年目には、疲れが溜まったのか緊急手術を伴う入院をしてしまったのです。明確な原因は分かっていないのですが、志事が面白くて突っ走りすぎたのだと思います。その頃には私たちだけでなく、新たにスタッフを雇っていたのでどうにか乗り切ることができました。この時に、私のところで働いてくれるスタッフの有難みを痛いほど実感したのを覚えています。
しかも、その入院の時に私も驚くことが起きました。その驚きの「事件」については、次回にお話ししますね。

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