こんにちは、中野です。
今月は1月で年初めなので、「今年はこうしたい」「今年はこんな年にします」といった内容の記事を相次いで投稿しています。
今回もその第3弾(?)ということで、目標を達成するための成長戦略のお話をしたいと思います。
成長戦略というと、安部内閣が掲げるアベノミクスにもしばしば出てくる言葉です。
大阪の選挙でも大阪維新の会が盛んに使っていた言葉として印象に残っています。
こうしたところで語られる成長戦略というのは、国や大阪という都市など、いわゆるマクロの話です。
こういう分野に予算を投じて成長分野にしていこう、というような政策を掲げて国レベル、都市レベルの成長ビジョンを描いているわけです。
ここでご紹介する成長戦略は、会社レベル、店舗レベル、そして個人レベルにまで落とし込んだ「成長」です。
私はいつも個人個人が成長していけば職場、会社全体も成長していくという考えを述べています。
つまり、会社の成長と個人の成長は切っても切れない関係にあるということです。
その成長戦略として、磯一グループでは3つの柱を掲げています。
1つ目は、「一体感」。組織としてのチーム力強化、コミュニケーション能力の向上を挙げていますが、この両者がセットになっているところがポイントです。
コミュニケーション能力が無ければ意思の疎通ができず、チーム力は強化されません。チーム力が強化されなければ、一体感は絵に描いた餅です。
2つ目は、「自己成長」。これは言うまでもなく、個人それぞれが自分を磨いてより成長した自分になるという意味です。ここでは人間力の向上とスキルアップを挙げていますが、この両者も一体となってはじめて力を生むものです。スキルとは日々の仕事における技術的なレベルの向上で、人間力はすべての基礎となる人間そのもののレベル、能力です。人間的な成長とスキルアップの両方がうまくかみ合ってこそ、自己成長が実現します。
そして3つ目は、「ビッグよりグッド」。急に横文字が入ってきていますが、これは敢えて伝わりやすくするためにこうしました。
ビッグというのは会社としての規模を意味するもので、磯一グループで言えば店舗数やスタッフの人数です。そしてグッドというのは品質の良さを意味します。つまり、店舗の数ではなく個々の店舗の価値を高めよう、ということですね。
平成28年は「確」という一字を掲げて今まで築いてきたものの足場固めの年にしたいと年頭に述べましたが、ビッグよりグッドを目指すというのもその延長線上にあります。
これをどこまで実践できるかは、磯一グループの全員が自分の役割を考えて、自分で気づいて行動できるかどうかにかかっています。
人が成長できる会社としてさらに飛躍できるよう、この3本の柱を大切にしていきたいと思います。