目の前にある壁は、選ばれた者の前にしか現れない

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壁にぶち当たる
こんにちは、中野です。
シルバーウィーク真っ盛り、今回の連休は天気にも恵まれて全国各地の行楽地は大賑わいのようです。これは各地で観光に関わっている人たちにとって、とても良いことです。
集客のためにどれだけ努力をしても天候や自然にはかないませんから、今回は自然が味方してくれたと思っていいと思います。

今回は磯一グループのスタッフにまつわるお話をしたいと思います。
具体的な名前は伏せておきますが、店長クラスの幹部社員です。

人の成長を重視して、日々の仕事を通じて志事に取り組み、その結果として自分を成長させてほしいという願いは、全てのスタッフに対して共通しているものです。
だからこそ私はこのブログや本などを通じて思いを伝え、いかに成長することが尊いかを説いています。

しかし、どんなに優秀な人であっても壁にぶち当たることは多々あります。
壁にぶち当たってしまったことで悩み、自信を無くしたり、落ち込んだりすることもあるでしょう。
そんな時に私がよく掛けている言葉が

「今、目の前にある壁は、選ばれた者にしか現れない」

というものです。
そんなに珍しい言葉ではないので、ご存じの方も多いと思います。
「神様は乗り越えられない試練を与えない」という言葉もありますが、どちらも意味はほぼ同じです。
上を目指そうとするからこそ壁にぶち当たるわけで、上を目指して頑張っていない人にとっては、そこに壁があることすら知らないはずのものです。

これまでに積み上げてきた志事の数々が礎となって、次の高みを目指そうとすると、必ず壁が現れます。
考えてみれば、これは当然のことです。
いくらそれまでに実績がある人だからと言っても、これまで取り組んだことがなかったようなこと、見たことがないようなレベルのことと向き合うのですから、戸惑って当然です。
それが楽勝だという人がいたとしたら、その人がスーパー万か、壁だと思っていたものが本当の壁ではないかも知れません。

私がいつも提唱している志事と死事の違いというのは、ここにある発想の転換だと思います。
目の前にある壁をチャンスだと思えた人は志事に取り組んでいるのであって、その壁が自分の仕事を邪魔していると考えて避けたり逃げたりする人は、その時点で死事となってしまい、キャリアも成長もそこで修了です。
言い方は悪いですが、「そこ止まりの人」です。

ここでもうひとつ付け加えておきたいのは、目の前の壁を乗り越えることというのは、特別な能力でも何でもないということです。
普通の、どこにでもいる人であっても、正しい思考と方法で取り組めば、それを乗り越えることができるのです。つまり、大社長になる才能がなくても、普通の人を成長、出世させてくれるのが志事なのです。

One Response to 目の前にある壁は、選ばれた者の前にしか現れない

  1. 吉田 強 says:

    おはようございますm(__)m
    いつも為になるお話拝見させてもらってます

    本当に共感する話ばかりで
    納得ですね

    お互い頑張りましょうね!

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