こんにちは、中野です。
いよいよ夏本番、とにかく暑い日が続きます。さすがに「ビールがおいしい季節」なんて呑気なことを言っていられないような気候です。
その暑さとは全く関係ないのですが、日本のビジネスシーンに長らくはびこっている横文字ビジネス用語について語ってみたいと思います。特にIT業界などでよく使われているものだとは思いますが、私たち外食産業の世界でも見聞きすることが結構あります。
例えば・・・
アサイン
アテンド
イシュー
エクスキューズ
メセナ
セグメント、セグメンテーション
エポックメイキング
ナレッジ
マイルストーン
バジェット
リテラシー
フェイズ
プライオリティ
ブランディング
プロパー
ベネフィット
リードタイム
ここまではカタカナですが、アルファベットの用語もありますね。
KPI
MTG
Win-Win
AIDMA
などなど。
ちょっと思い出しただけでもこれだけあるのですから、実際に使われている言葉はまだまだあるでしょう。それにしても、よくもまぁこれだけ言葉があるものだと思うほど、横文字のオンパレードです。
これだけの言葉について、全部意味を言える人なんてなかなかいませんよね?
私も全部の言葉を説明しろと言われても無理です(笑)
これだけ多くの言葉が登場していますが、そんなにビジネスの現場が変わり続けていて、それに見合う言葉がないのでしょうか。
そんなことはありませんね。
ビジネスの現場で大切にされていることは昔とそう変わっておらず、単に今どきの言葉に置き換えているだけです。なぜそう言い切れるのかといいますと、外食産業でも他の業種でも、大切なことは昔からそれほど変わっていないからです。やはり人間がやることですから、普遍的なことは昔と同じです。
これだけ多くの言葉が出てきて、おそらくこれからも出てくると思いますが、言っていることはそれほど昔と変わりません。
あまり目先の言葉にばかり目を奪われることなく、その言葉が意味していること、発信者が何を伝えたいと思っているのかを見極めることが大切だということはこれからも変わりません。
むしろ、こうして横文字を敢えて多用することによって意味を分からにくくしているものがあるとしたら、それは「うさん臭いもの」として考えた方が良いのではないでしょうか。