成功している人には必ず理由がある 前編

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こんにちは、中野です。
世の中はお盆休みモードに突入、各地で渋滞や鉄道、飛行機の混雑が報道されています。暑い中ご苦労様としか言えませんが、これだけの人たちが目的地に向かうという強い思いを持っているということでもあると思います。
目的に向かって強い思いを持つことは、帰省ラッシュひとつを取っても人としてのモチベーションなので尊いことだと思います。

さて、今回は成功している人がなぜ成功しているのかという理由についてちょっと気づいたことを書いてみたいと思います。
先日、ある人が「成功するかどうかは運次第」というニュアンスのことを話していました。同じ努力をしている人が2人いたとして、片方は成功をして片方は成功しなかった、そこにあるのは運という差だけというわけです。

なるほど、確かに言う通りかも知れませんね。
同じ努力をしたということで全く条件が同じなのであれば、その差は運だけでしょう。
しかし、私が思うに全く条件が同じということはほとんどあり得ないと思います。人はそれぞれ生い立ちも違っていて性格や顔つき、背格好も違うのですから、それらが全く同じでないと「後は運だけ」と言うことはできません。
何が言いたいのかと言いますと、成功している人にはもちろん運という追い風もあると思いますが、必ず何か理由があるということです。運だけで成功できるのであれば、世の中の人は全員が運任せで努力をする必要はないでしょう。
成功している人は運をも味方につけるほど努力をしていて、しかもその努力が正しい方向に向いていたはずです。
私がよく「仕事」と「志事」を区別する時に努力の正しい方向について話しているのも、同じ努力をしていてもそれが同じ方向を向いていなければ比較の対象にはなりません。いくら努力をしていると思っていて、実際にそうであっても、それが間違った方向に向いてしまっていては、成功はおろか逆効果になることだってあるのです。

結局のところ、全てはその人次第なのです。
その人が自分をどう理解して、その自分に足りないものをどう補うか。そして自分に出来ること、人より秀でている部分をいかに人の役に立てることができるか。
これが確実に機能している人は、時期の遅い早いはあっても成功する確率は極めて高いと思います。これまでに見てきた人たちのほとんどに当てはまることなので、これは想像ではなく実戦データだと思ってください。

極論を言えば、ある程度以上の能力を持っている人にとって努力は「誰にでもできること」なんです。
では、そこから先の差になるものとは?

このお話は、後編に続きます。

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