こんにちは、中野です。
引き続き、忘年会シーズンも宴たけなわ。
急に寒くなったにも拘わらず、やはり忘年会というイベントを大切にされている方が多く来店されています。いつもありがとうございます。
さて、前回お話しをした今時の忘年会事情について、その後編です。
前編では回数と費用についてのデータについてコメントをしましたが、今回はその続きです。
今回は忘年会の人数と、これも気になる二次会についてです。
皆さんは会社の忘年会でだいたいどれくらいの参加人数をイメージされていますでしょうか?
私は居酒屋を経営する側として調査結果とイメージがぴたりと一致していまして、最も多いのは8~10人で22%もの人がそう回答しています。次に多いのがもっと多い11人以上、その次に多いのが16人以上という結果でした。
これはいずれも会社の公的な忘年会でしょうね。部署のほぼ全員が参加したらこれくらいの人数になるというケースが大半でしょう。
これくらいの人数になると予約をいただかないとお席を確保できない場合も多いので、事前に幹事さんが周到に準備されています。
ちなみに同調査ではお店を検討した時期についての調査結果も載っていて、2~3週間前という回答が最も多く30%以上でした。これくらいの時期からのご予約だと、確かにご希望の日時にお席を取りやすいと思いますので、いい目安だと思います。
次に、二次会事情についても見てみましょう。
磯一グループ各店はどちらかというと一次会でお使いいただくタイプの居酒屋なので、二次会となると業態がまるで異なるお店ということになり、そちらも気になるところです。
調査結果を見ると、そもそも二次会がなかったという回答が半分近くでした。これは会社主催の二次会がなかったというだけで、有志だけで次の店に流れていくというパターンは大いにあると思わされる結果です。二次会でまで会社の偉いサンがいては心置きなく飲めないという本音も透けて見えます。
続いて、二次会はあったものの参加しなかったという人が20%少々。残りの30%くらいの人が二次会に参加しているという結果になっています。昔ならどうだったのかと考えると、実はあまりこの比率は変わっていないかも知れませんね。
実際に二次会で流れてくるような飲み屋さんにいると、「さっきまで忘年会だった」という人も多いので、こういう人たちは忘年会の一次会だけで飲み終えたわけではなく、お酒を楽しむことにもONとOFFを使い分けているのだと思います。
忘年会は世相を映す鏡だといわれていますが、今年も職場の仲間やお友達と忘年会ができることが、実は「今年も良い年だった」という証拠なのかも知れませんね。