こんにちは、中野です。
今年は年明けから天気のいい日が続いていて、暖冬も重なって春のような日が続いています。
いよいよ大阪の新年を彩る十日戎も始まりましたが、晴天に恵まれてお祭り日和ですね。
磯一グループでは毎年、今年大切にしたい一字を「一文字の志」と決めて取り組んでいます。
平成28年の一文字は、「確」としました。
確という字には、「確か」「確実」「確り(しっかり)」などの意味がありますが、どの意味にも共通しているのは「今あるものを大切に、しっかりと足場を固める」ということだと思います。
今まで磯一グループは常に上を目指して頑張ってきた結果、ここまでの規模や位置を達成することができました。
ここからさらに上を目指していくというこれまで通りの取り組みも良いのですが、ここでひとつ、今あるものやこれまで取り組んできたもの、築き上げてきたものを見つめなおして、それを確かなものにしていきたいという思いを込めています。
人間は、自分の周りに今あるものに対して再確認をしたり、感謝をしたりする機会がありそうでなかなかありません。
それまで欲しくて仕方なかったものが手に入ると、それまであんなに欲しくて憧れていたのに実感がわかなくなってしまうのです。さらに上を目指していくには、その時点で一度今あるものをしっかりと確認して、その足場を固めた上でジャンプアップしていくというのが正しい順序ではないでしょうか。
磯一グループにとって、それが今年なのではないかなと思います。
今まで取り組んできたことが、結果としてどうだったのか。
正しかったのか?そうではない部分は無かったのか?
こうしたことを再評価して、さらに深くまで掘り下げていくというのは貴重な機会だと思います。それはもちろん、磯一グループという会社にとっても、そこで働いているスタッフのひとりひとりにとっても、そして私自身にとってもです。
そこから初めて導き出される言葉が、「磐石」です。
今あるものを磐石にするというのは、簡単そうで難しいのではないかと思います。
自己反省も含めて、これまでやってきたことを見つめ直すというのはある意味、勇気のいることです。
それが出来てこそ、初めて次の高みがある・・・そう言うとカッコ付けすぎかも知れませんが、今年はそういうことを考えて実践するいいタイミングではないかと、出来るだけ簡単に考えるようにしています。
今あるものに感謝、そして確認。
より確かな磯一グループという組織を作り上げて磐石にしていくために一年を使ってみようと思います。