前回もお話しをしましたが、磯一グループの今年の漢字は「伝」です。私からスタッフに伝えること、スタッフからスタッフへ伝えること、そしてスタッフから私に伝えること、会社という組織だけでなく人と人という関係の中から伝えていけるものがもっと多くなればという願いを込めました。
その思いを自分の中でもしっかりと整理して、それを効率良く伝えるための手段として、現在本の製作が進行中です。まだ正式には決まっていませんが、本のタイトルは「志事と死事」です。中野が普段から行っている、「しごと」にはいくつも当てはまる漢字があって、それが正しくないと頑張っても結果につながらないという持論を分かりやすく伝えていく手段にしたいと思っています。
しかし、いざ本にまとめるとなると中々難しいですね。最終的にはプロのライターにまとめてもらうつもりですが、何もネタがなければプロでも何も書けないので、今は何を伝えるのか、そのためにどんな情報が必要なのかという作業を進めています。
いざ始めてみると、とても面白いですね。
自分の頭の中にはそんなに色んなものが詰まっていたのかと思うほど、たくさんの思いがあふれ出てきます。まるで、この時を待っていたかのように。例えは悪いですが、ずっと便秘に悩んでいた人にお通じが来て、スッキリしたという感覚でしょうか(笑)
もちろん、まだ全てを出し切ったわけではありません。まだまだ伝えたいことはたくさんあるので、より分かりやすく具体的な事例も交えながらまとめていきたいと思います。
こういうことは、一人でウーンと唸っていてもなかなかいい考えが出てきません。打ち合わせの席上であれこれ話しながらだと、色々なことを思いついたりします。こういうのをビジネス用語で「ブレインストーミング」と言いますが、人間のアイディアや能力を引き出す方法は一つではないことを実感させてくれて、これまた実に面白いです。
本の製作は鋭意進めていきますので、どうぞお楽しみに!