チョイ飲みがかなりのブームになっています

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吉野屋 吉呑み
最近、チョイ飲み(チョイ呑み)というのが飲食業界のちょっとしたキーワードになっています。
居酒屋でも夕方の時間帯に限定して「チョイ飲みセット」のような商品を出していることがありますね。1000円でビール1杯と小鉢料理が2つほどついているセットなどが多いと思います。
ビール1杯で晩酌が終わる人であれば、これはとてもおトクなセットです。
ただ、居酒屋としてはそれでお客さんに入ってもらって、だんだん乗ってきたところで色々な料理やお酒を注文して欲しいと思っているはずなので、チョイ飲みセットはあくまでも集客ツールという位置づけだと思います。
それで一見さんにも入ってもらって、気に入ってもらえれば今後常連さんになってもらえるかも知れないので、そういう効果も当然期待します。

最近流行っているキーワードのチョイ飲みとは、こういったこれまでのチョイ飲みとは少々事情が違うようです。
それを象徴しているのが、あの牛丼の吉野屋が仕掛けているチョイ飲みです。
吉野屋なので「吉呑み」というネーミングで、吉野屋でビールとちょっとしたおつまみを楽しみませんか、という新しい提案です。
吉野屋と言えば、これまではサラリーマンの味方として主に昼食代を節約したいと思っている人に絶大な支持を得てきました。しかし、牛肉をはじめとする原材料の価格が上がってきたことで低価格路線を維持できなくなり、付加価値の高いサービスを模索していました。
そこで目を付けたのが、本来であれば居酒屋の専売特許であるチョイ飲みでした。
ただし、吉野屋の店舗は全てが居酒屋向きになっているとは言えません。カウンターだけの小さなお店もたくさんあるので、そういうところでは簡易版の「吉呑みチョイ」と銘打って展開しています。

立ち飲みバーやワイン系のバルなどがチョイ飲みのブームに火を付けたと言われていますが、いよいよ外食業界の巨人までも動く時代になったということですね。
磯一グループはチョイ飲みというより本格的に食事を楽しみに来られるお客様ばかりなので、基本的にコンセプトが異なりますが、こうした動きが居酒屋人口を増やしてくれればいいなとも思いますね。

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