こんにちは、中野です。
先日、ある飲み屋さんに来られていた団体客の方々が話していたことがとても印象的だったので、そのお話をしたいと思います。
最初は立ち聞きするつもりはなかったのですが、興味深い話だったのでついつい全部聞いてしまいました(笑)
そこに来られていた団体客というのは、話の感じからお医者さんだということが分かりました(話の途中からそれは確信に変わりました)。
飲み屋さんに来ているくらいなのでお酒が好きな感じで、その時はボトルキープしてあったウイスキーをおいしそうに楽しんでいる様子でした。
その時、一緒にいた若い人が「先生、あんまり飲んだら医者の不養生になってしまいますよ」と冗談交じりに話したところ、それを聞いた最も年配の先生が「翌日に残らないうちはノープロブレム」と言ったのです。
つまり、二日酔いにならない量であれば健康への問題はないと言うのです。お酒は飲み過ぎると肝臓に悪影響を及ぼしたり、中性脂肪が増えたりと色々な意味で不健康なものの象徴のように見なされています。
事実、お酒を飲み過ぎると良いことはあまりないので、こうした教えは正しいのですが、その適量というのがどこまで許されるのかということについては個人差もありますし、諸説が入り乱れています。
そんな中で、この先生が発した「翌日に残らなければノープロブレム」というのが、妙に気になりました。
その先の話は医学的で専門的な話になったのでイマイチ分からない部分もありましたが、要するに翌日に残らない量であれば体内のアルコール分解酵素が無毒化してくれるので健康への悪影響はない、ということのようです。
都合の良い話だけを事実として見なしたくなるのは人間の弱さかも知れませんが、これを聞いた私はとても安心した思いでした。
居酒屋をやっているくらいなので、当然私もお酒が好きです。そして磯一グループにお越しになるお客様もほとんどがお酒好きの方々です。
お酒=健康に悪いという意識を持ち続けながら飲んでも楽しくありませんよね。しかし、だからと言って無制限にやりたい放題をしていたら、後々になって後悔することにもなりそうです。
そんな時に聞いた言葉だったので、とても心に響きました。
この先生の意見が果たして私の体に通用するかどうかは分かりませんが、「翌日に残らない量」を守りつつ、末永くお酒と付き合っていきたいと思いました。