「社長にないたい」これだって立派な夢です

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磯一 中野 夢の実現
こんにちは、中野です。
最近とかく「夢がない」という言葉があふれてるように感じるので、夢とはいったい何ぞやと考えることが時々ありました。考えてみたら夢というのが今の私の原点でもあるので、その大事さを身を以て知っている人間の一人です。
そこで、夢をなかなか持てない、夢の持ち方が分からないという人のためにひとつだけお伝えしたいと思います。

夢というのは、現実味があるとか無いとか、最初はそんなことはあまり考えなくても良いと思います。だって、夢なんですから。
子供の頃に、将来はパイロットになりたいと考えていたとして、そのために子供の頃から何かをしていたかというと、そんなことありませんよね。まだ、将来が遠い未来で自分がその将来につながっていることすらイメージできていないのですから、それでいいのです。

だんだん年齢を重ねるにつれて、夢は次第に現実的なものになっていきます。
夢を実現するために何かに取り組むか、早々と夢を諦めるか。そのあたりの選択を迫られることになるのですが、最近は早々に夢を諦める(または妥協する)人が多いように思います。
日本は豊かな国で、そこそこのレベルで妥協しても食べることに困ることはなく、そこそこの暮らしができてしまいます。これは、その人の責任ではないので仕方ないでしょう。

さて、 夢の持ち方についてです。
夢は「社長になること」。こう考えている人もたくさんいます。社長になればお金持ちになれる、豊かな暮らしができると考えると思いますので、これも立派な夢です。
では、何の事業で社長になるのか?
これがまだ決まっていなくても、とにかく「社長になる」ことを夢に掲げるのは現実味がなく、あまり意味がないという人がいます。

果たして、そうでしょうか?

私自身はどうだったのかというと、私がまさにこれでした。
「社長になる」という夢…というより目標を立てて、それに向けて何が必要なのかという順序で考えました。いきなり大会社の社長になれるはずはなく、最初は小さな事業からスタートするのが普通です。
どんな大会社の社長でも、最初はそうだったはず。

高校を中退して、特に手に職も無かった私に何が出来るだろうか?

そこで考えたのが、寿司職人です。
寿司屋って規模が小さくてもそれはお客さんにとって問題ではありませんね。むしろ、あまり規模が大きな寿司屋だと高級感が薄れてしまう気もします。
カウンターだけで商売ができるので、私一人で出来そうだと考えました。
しかも、小さな店で私一人で商売を始めるのであれば、必然的に私が社長になれます。

これだ!という具合に目標をどんどん具体化していきました。

寿司屋の経営者になるためには、何を勉強する必要があるのか?
寿司職人になるには、何を勉強する必要があるのか?

こんな感じでどんどん夢を現実の世界に落とし込んでいくと、やがて夢はいつしか現実的な目標に変わっているはずです。

今、夢と言われても何になりたいのかよく分からない。
夢はあるけれど、どうやったら実現するのか分からない。
自分が考えている夢は、どう考えても夢から現実になりそうにない。

色々な考えがあると思います。それでいいじゃありませんか。
要は、それを実現したいという気持ちをどこまで強くできるかです。
気持ちの強さ、思いの強さは夢の実現に必要な自分自身の成長に欠かせない栄養素のようなものです。

今、制作中の本にはそのことを詳しく述べています。
夢の実現に興味のある方は、ぜひそちらも楽しみにしていてくださいね。

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