「楽をして生きていきたい」と本気で思う方へ

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人生楽ありゃ苦もあるさ、というのは水戸黄門の有名な歌です。
確かに、人生は山あり谷あり。私自身も居酒屋事業という水物の商売を長年やってきて、波瀾万丈という言葉の意味を良い意味でも悪い意味でも噛みしめてきました。
人間は本来、楽をして生きるのが好きな生き物です。しんどいことを避けて、出来るだけ楽をしたいというのは、何も悪いことではありません。
私も、そういう人間の一人です。
しかし、この「楽をする」時期がいつなのかというのは、人によって考え方が大きく変わります。
今、目先にある仕事から逃れることは簡単です。サボる方法なんて、いくらでもあります。
しかし、それを繰り返していたらその人の将来はどうなるでしょうか?
きっと、「あの時ちゃんとしておけば良かった」と思うことが多いはずです。後で楽をしたいから、今は頑張る。これが理想的な「楽」だと思うのです。
将来、楽をしたいから今のうちに出来ることを増やしておこう、もっと成長した自分になっておこうと考えるのは、一見すると大変ストイックで努力家のように見えますが、実は後で楽をしたいという人間の本音がそうさせているだけなのです。それが一番、自然だと思います。
今頑張って、将来もっと頑張る・・・それも良いですが、それだと人生を楽しむ時間が少なくなってしまいます。頑張って自分を成長させた人には、それなりにイイ思いをしないと面白くありませんよね?
それがお金であったり、ステイタスであったり、人からの尊敬であったり。
飲食店を大きくしてお金をたくさん儲けたいというのも、不純でも何でもありません。それだって「将来楽をしたい」という立派な人間の願望なのですから。
磯一に集まっているスタッフも、そんな普通の人間ばかりです。
何か特別な技能を持った集団ではなく、将来楽をしたいから、そのために今頑張る場所を提供してほしいと願い、門を叩いてくれた人たちです。
会社は頑張ってもらえる場所と環境を提供しますが、「こうしなさい」と命令はしません。自分で考えて、気づいて、動いたことでないと本人の成長には役立たないと考えるからです。
今頑張れば、将来楽ができるということに魅力を感じる普通の人は、磯一できっと輝ける人です。

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