「和民」が苦戦している理由

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201211231839thumご存じの方かと思いますが、大手居酒屋チェーンの雄である「和民」を経営するワタミグループが、赤字決算に苦しんでいます。居酒屋業界の王者として君臨してきた和民に、何が起きているのでしょうか。
http://www.j-cast.com/2014/09/15215662.html?p=all
この記事では居酒屋チェーンが供給過剰にあって、何でも揃っているオールラウンド型の居酒屋は苦しいと分析しています。確かにこれは言えてるかも知れませんね。磯一は魚に特化した居酒屋なので、おいしい魚が食べたいと思う人にとっては有力な選択肢となるでしょう。逆に魚が嫌いだという人にとっては考慮に入りにくいはずです。
和民は、こうした人を全てカバーするだけのメニューを揃えていたわけですが、逆に和民でなければ出会えないという独自性がないので、価値観が多様化して見る目が肥えている今のニーズには応えられなくなっているのでしょう。
その証拠に同じ和民グループでも専門性の高いお店は業績が伸びているそうです。今後は何でもあった和民が、徐々にそういったお店にシフトチェンジしていくものと思われます。
おかげさまで磯一グループは多くのお客様に来ていただいて業績も伸びています。その理由と、和民の苦戦の理由は同じところにあることを実感しました。
これからも、磯一を選んでいただいている皆さんの期待に応えられるお店づくりをしていかなければ、と兜の緒を締め直したのでした。

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