こんにちは、中野です。
昨日はサッカー日本代表の試合が盛り上がりましたね!予選リーグの首位を走るサウジアラビアが相手ということもあって負けを覚悟した人も多かったのではないでしょうか。
そんな大一番の試合で日本代表の選手が見せてくれた志事がとても素晴らしかったので、そこを大いに褒めたいと思います。
これまでの成績を見ると、サウジアラビアの強さは明白でした。
日本ももちろん欧州組など世界で戦うメンバーがそろっているので決して弱くはないのですが、サウジアラビアの選手にはとても分かりやすい「ニンジン」がぶら下がっていました。
スポーツ大臣が言うには、サウジアラビアの選手が活躍して結果を出した暁には「お金を渡す」ということで、選手たちはお金という非常に分かりやすいご褒美に奮い立って好成績を残しているという噂もあります。
日本人にはあまりない感覚ですが、貧富の差が激しい国ではこういうご褒美が大きな力になります。
その一方で、日本代表の選手たちはどうでしょうか。
結果を出したところで金銭的なメリットはそれほどありません。その前に、世界で活躍する選手たちは高額の年俸をもらっているので、今さらお金のために奮い立つということはおそらくないでしょう。
では、何のために頑張るのか?
それは、自分たちチームのためであり自分たちを応援してくれるサポーターのためであり、そして自分たちの祖国である日本のためです。
これって、ものすごくカッコいいことだと思うんです。もちろんプロなのでお金のために頑張ることは当然なのですが、それよりも大切なものがあるというのはアスリートとして幸せなことです。
試合を見ていて、サウジアラビアの選手は個人プレーが目立ちました。自分が結果を出してお金をもらいたいという思いが前に出ているので、ああいうプレーになるのでしょう。
それに対して、日本の選手は全員が一丸となってゴールを目指していました。お金という目的で個々が努力をするチームと、「勝つ」という1つの目的に向かってゴールを目指すチーム。結果はご存知の通り、日本の勝利となりました。
しかし、結果は2-1。終了間際に1点を返されたのですが、この執念にも選手たちの「金持ちになりたい」という執念が見えた気がします。
何を目標にするにしても、アスリートが命がけで勝利を目指す姿は見ている者を感動させます。
そんな中で、一番カッコいい戦いを見せてくれた日本代表の選手たちは、身をもって志事の素晴らしさを表現してくれたと思います。
お疲れさまでした!そして、見事な勝利おめでとう!