相席居酒屋が巻き起こす異変と気になる行く末

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相席居酒屋について

こんにちは、中野です。
このブログでも取り上げた清原元選手が保釈されたというニュースが駆け巡り、またまた大騒ぎになっています。
色々とやらかしてしまった人ではありますが、何をしても話題になるというのは、この人のスター性を感じずにはいられません。

今回はその清原ネタではなく、こちらも以前に取り上げた「相席居酒屋」についてのお話をしたいと思います。
相席居酒屋が何なのかということについてはご存じの方も多いと思いますので説明は省略しますが、要するにわざと相席にすることで事実上の合コンのような席を設けてくれる居酒屋のことです。
ある週刊誌の報道によると、この相席居酒屋が夜の街にちょっとした影響を与えているそうです。
そのあおりを食らっているのは、女性が隣に座って接客をするキャバクラです。
何せ半分以下、さらに3分の1以下という料金で女性と相席で飲食ができる相席居酒屋があるせいで、わざわざキャバクラに行かなくなる人が多くなっているというのです。
この傾向は特に東京で顕著になっているようで、夜の街にちょっとした異変を起こしているそうです。

前にもこのブログで相席居酒屋について触れたことがありました。
普通であれば嫌がる相席をわざとセッティングするというビジネスアイディアは素晴らしいと思いましたが、ここまで影響を持つようになるとちょっと違うようにも感じます。
相席居酒屋に行っている人たちは単に「安く女性と飲みたい」というだけでそちらに足が向いているわけで、夜の飲食にあまりお金を使えないという懐事情も垣間見えます。
こうしたお店の特徴は、女性は完全無料で飲食ができることです。その分は男性が支払っているわけですが、こうなると女性も気軽に来店できる一方で、飲食の仕方が雑になってしまうのではと思います。
単なる「相席」であって接客の義務はないので、目の前にいる男性を無視してひたすら自分たちで無料の飲食を楽しむという人もいるそうで、もっとひどいケースになると無料だからと大量に注文だけして大量に食べ残しをする人までいるそうです。
うーん、これだと何だか心が荒んでしまうような気がします。

居酒屋業界全体を見ても280円や270円均一という業態の居酒屋が客数を伸ばしているのが今の状況です。
安ければ何でもいいという風潮は、いつか夜の街だけでなく色々なところに影響を及ぼすのではないかという気がしてなりません。

相席居酒屋の話題だけでそこまで考えるのは話題が飛躍しすぎかも知れませんが、夜の世界に起きていることは社会を映す鏡なので、ちょっと気になってしまいました。

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