日本人が思っている以上にメジャーな「ハノイ」

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こんにちは、中野です。

すっかり秋本番、いかがお過ごしでしょうか。
日本はすっかり秋に突入していますが、まだまだ夏の気候が残る東南アジアの話をしたいと思います。

先日、知人がベトナムのハノイに行ってきました。ハノイというとベトナムの首都で、街の大きさでいうとベトナム南部のホーチミンと、北部のハノイという2大都市の一角です。
ハノイのことを色々と聞いているうちに、あることに気づきました。それは、私たち日本人はベトナムのことをあまりにも知らないということです。よく行っている人や仕事で関係がある人を除くと、普通の人はベトナムの首都がハノイであることも知らないというのも珍しくないのではないでしょうか。

しかし、世界がベトナムを見る目は違います。
もともとフランスの植民地で、しかもベトナム戦争でアメリカも関与をしたこともあって、欧米諸国からはかなりメジャーな国として知られているそうです。実際にハノイに行くと日本人には考えられないほど欧米人の姿が多く、仕事で来ている人、観光で来ている人が入り混じって国際色豊かな街になっているという話を聞きました。
今でこそ日本も観光客が多くなって外国人の姿を見ることも多くなりましたが、特に大阪の場合は大半が中国や韓国などアジア系の人たちです。日本はアジアの国なのでそれも当然と言いたいところですが、ベトナムだってアジアの国です。
まだまだ発展途上の国だということで日本人があまり関心を持たないうちに、ベトナムは見違えるほどの経済成長を遂げてメジャーな国となっているのです。もちろん日本など先進国からの援助や投資も力になっていると思いますが、それを成長力につなげたのはベトナムの人たちです。

これまた日本人があまり知らないことですが、ハノイでは日本からの援助で重要な社会インフラがいくつも作られているそうです。
ハノイのノイバイ国際空港、ハノイ市内からそこに行くための大きな橋(ニャッタン橋といいます)など、これがなければハノイはここまで発展しなかったとも言われています。ちなみにニャッタンとはベトナム語で日本のことで、日本からの援助で作られた橋なので日本の国の名前がついているわけです。文字通り「日本橋」ですね。
ベトナムでは子供にも教育されていることなのでよく知られているそうですが、日本人の中でこのことを知っている人は果たしてどれだけいるのだろう?と思ってしまいました。

何事にも興味を持って、それを踏まえて物事を考えることは大事です。
そこから何か気づきが得られるかも知れないので、こういう自分の知らない世界だからこそ先入観を持たず興味を持つようにしたいものです。

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