こんにちは、中野です。
早いものでもう1月も終わり、2月になりました。
この時期は特に時の流れの速さを感じるもので、「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と昔の人が言った通りです。
すでに1ヶ月が経ってしまったわけですが、今年の一文字の志として掲げた「確」についての補足をしたいと思います。
磯一グループの本社には「確」という直筆の色紙とともに、以下のような補足を掲示しています。
特に伝えたいのが一番上にある、「確」の字を含む3つの熟語です。
明確、確認、確実・・・どれも確という字が重要な意味を持つ熟語ばかりです。
明確のところには「見える化」、確認のところには「チェック表」、そして確実のところには「結果報告」と補足しています。
最近特によく使われるビジネス用語にPDCAがあります。Plan(計画)→Do(実践)→Check(検証)→Action(改善)という4つのプロセスを何度も繰り返すことによって業務が改善されていくという考え方です。
今年の「確」という字も、このPDCAと伝えたいことはよく似ています。
少し違うのは、PlanとDoの段階をもっと見えやすくしようという点でしょうか。より分かりやすく、見えやすく示すことによって上司や先輩でなく、職場いる全ての人がそれを見ることができるようになります。
そして、その明確になった計画や目標、行動がどうなったのかというチェック(確認)、そしてそれを確実に伝えられるということが「あるべき姿」であると考えます。
掲示ポスターにも書いてありますが、報告→連絡→相談という3つのプロセスを略した「ほうれんそう」を徹底するということは、この明確、確認、確実という言葉とそのまま言い換えられます。
なんだか難しいことを書いているように見えるかも知れませんが、実はそんなことはありません。
人として当たり前のことをやっていれば、これらのことは全て達成できることばかりです。
それができていない人がいるとしたら、それは当たり前のことが当たり前だと感じておらず必要がないと思い込んでしまっているか、難しいから無理と思ってしまっているかのどちらかです。
そしてポスターの一番下にも書いてあるように、確実にやり遂げることが当たり前の集団になることを目指します。
当たり前のレベルを上げることは、そこに誰もが成長していることを意味します。
明確、確認、確実。
磯一グループの全スタッフはもちろんのこと、これをご覧になっている方もこの3つのことができているかどうか自問自答してみてください。
そうすることで、今何かの壁にぶち当たっていること、うまくいかないことについて、何かの道が開けるかも知れませんよ。