人工知能が接客サービスをする寿司店

LINEで送る

こんにちは、中野です。
春があっという間に通り過ぎて、いよいよ夏が始まることを予感させる今日この頃です。

このブログでは何度か人工知能やロボットの話題を取り上げてきましたが、今回もその流れで目に留まった話題をご紹介したいと思います。
北陸地方を中心にチェーン展開をしている、はま寿司という回転寿司屋さんがあります。北陸は海産物に恵まれていることもあって、はま寿司はネタの豊富さやおいしさが売りなのですが、それともうひとつ、話題になっていることがあります。
それは、ソフトバンクが開発したペッパーというロボットが接客係を担当していることです。このペッパーは人工知能が搭載されていて、話すごとに新しいことを学んでいく成長型のロボットです。
はま寿司ではこのペッパーを接客係として配置し、順番待ちをしている人の交通整理や順番が来た人の案内などを行っています。実際にはま寿司でこれを体験した人の話だと、それはもうテキパキとした働きぶりで、忙しい時に人間が同じことをするよりもはるかに効率がいいと感じたとのことでした。
はま寿司がこの取り組みをはじめた経緯には、人手不足があります。人手不足は人件費の高騰にもつながるので、それなら最初にペッパーを購入する投資をしても採算が合うということなのかも知れません。
結果としてペッパー君はしっかりと仕事をこなしているのですから、この試みは成功していると言えるでしょう。人手不足にロボットを活用するという発想はあちこちで広がりを見せていますが、いよいよ外食産業にもその波が押し寄せてきたことを感じさせる話題です。
さすがに磯一グループ各店でロボット接客係が活躍できるかというと、そんなことはないと思いますが、今後もあちこちの飲食店でロボットが接客に登場することは多くなると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA