人それぞれには持ち場と役割がある

LINEで送る

熊本 支援 役割

こんにちは、中野です。
引き続き九州では余震が続き、被災地に残された地震の爪痕が映像となって配信されるにつれて今回の熊本地震がいかに大きな地震であったのかを実感させられます。
同じことが大阪で起きない保証は全くなく、むしろいつ起きても不思議ではないというのが日本列島です。

さて、この地震を受けて各方面ではさまざまな動きがありました。
救援物資を届ける動き、ボランティアとして現地に行こうとする動き、義援金を集める動きなどなど。
やはりこれまでに何度も大きな災害を経験してきている日本なので、そのあたりの動きには目を見張るものがあります。

まず、安倍総理は敢えて現地には行かず官邸から指揮をするという旨の発言をしました。これに批判する人がいるのかいないのかは知りませんが、これは正解です。総理大臣が動くとなるとSPや現地の警備などの手配が大変で、現場で頑張っている人たちの足を引っ張ることになります。
これまでに何度も批判を浴びていることなので、安倍総理もこのあたりに配慮したということだと思います。

次に、スポーツ界では支援の輪がどんどん広がっています。
応援団が熊本にエールを送るような横断幕を掲げているだけでも涙が出そうになりますが、選手たちが募金活動をしたりする姿も、多くの人から注目される立場の人として素晴らしい行動だと思います。こういう人たちが動くと、そのファンなどたくさんの人が動くからです。
また、多くのスポーツ選手が「自分たちにできることは全力でプレーすること」と語っているのにも、拍手を送りたいです。彼らはスポーツ選手であり、たくさんの人に夢を与えるのが役割です。そして、たくさんの人に影響を与える力を持っているので、彼らが全力でプレーをして被災地にエールを送ることが最も大きな力となるはずです。
野球界やサッカー界で相次いでそんな動きがありましたが、彼らはとても立派なアスリートだと思います。

磯一グループは、飲食業です。もちろんいつも通り営業をして、たくさんのお客さんに来ていただいています。もちろん今後も元気に営業を続けていくつもりですが、それは私たちの役割がこれだからです。
人にはそれぞれ持ち場があって、それを全力で全うするのが、こんな時だからこそ求められていると思います。

すこし話は変わりますが、先日新宿のゴールデン街で火災がありました。
私の知人がそこの常連客で、たまたま火災当日に東京にいたのでゴールデン街へ飲みに行ったそうです。
すっかり火災現場のようになってしまっているかと思いきや、焼失した一部の地域以外は元気に営業をしていたそうです。そして、いつもより来店客が多く、「こんな時こそ飲んで盛り上げたい」という人であふれていたそうです。
火災があっても、それぞれのお店をやっている人には来店客に楽しんでもらうという役目があります。そして、常連客もそれに応えるように集まってきたのでしょう。
災害の規模や場所は全く違いますが、この両者に流れているものは同じだと思います。

こんな時だからこそ、私たち磯一グループもしっかり持ち場を守り全力で志事に取り組みます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA