人が活躍できる場所は一つとは限らない

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適材適所 人事

こんにちは、中野です。
まだ梅雨明け宣言は出ていませんが、雨が降っていない日は急に暑くなってきましたね。いよいよビールのおいしい季節の到来です。
磯一グループ各店だけでなく、おそらく日本中の居酒屋さんがビールの売れ行きで夏の到来を感じている時期ではないでしょうか。

人材を活用するためのノウハウは、これまで実にたくさんのものが出てきています。その全てが正しいとも思えませんし、それぞれの企業や組織に適した人材の活用術があると思います。
よく適材適所という言葉が使われますが、これって言葉で言うのは簡単ですがこれを実践するとなると実に難しいものです。
最初からその人が適材で、適所に配置されているかどうかなんて、やってみなければ分からないことも多いのです。人事というのは、その人の能力や性格、資質などを考慮して適所を考えるわけですが、やはりまだ実際にその職場で働いていない人がそこに適しているのかを見極めるのはとても難しいと言わざるを得ません。

かくして、適材適所だと思って配置した人事がうまくいかないことも出てきます。そんな時は、最初の人材配置にこだわりすぎることなく、柔軟に修正すれば良いのです。
磯一グループ内でも、そんなことはよくあります。

ある人が働き始めた店舗では、どうもうまくはまらない。
そのせいで退職を考えた人から相談を受け、それなら別の店舗で頑張ってみないかということで規模や雰囲気が異なる店舗に異動をしたら、そこではうまくはまって大活躍をしてくれたという事例はいくつもあります。
こうして後から修正したことによって適材適所が実現したのは、本人にとっても会社にとっても幸福です。こうしてうまくその職場にはまった人はほとんどが、その職場でいなくてはならない人に成長していきます。
そんな人は何が転機になったのかよく分かっているので、「あの配置転換が自分を変えた」という意識を持っています。成長できるキッカケが分かっている人はひとつの「気づき」を得ているので、やはりその後の成長も順調にいきやすいと感じます。

磯一グループの社員に限らず、今の職場に違和感を覚えている方。
どうも違う、辞めようかなと考えている方。
その原因はあなた自身や会社にあるのではなく、適材適所になっていないだけかも知れません。
その可能性を考えて、今の状況を修正してみるという発想を持ってみるのも良いのではないでしょうか。

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