事実は1つ、解釈は2つ

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事実は1つ、解釈は2つ
こんにちは・・・いえ、この時間だとこんばんはですね。
中野です。

現在製作が進行している私の本は、タイトルに「志事と死事」という言葉が入っています。
常に言っている、同じ「しごと」と読む行動の中で将来につながる取り組みと頑張る方向を間違えている“努力”の違いを訴えているわけですが、それを言葉にすると、それぞれ志事と死事となります。

その中で紹介している、ひとつのテーマをご紹介したいと思います。

よく言われているプラス思考とマイナス思考、これって何が違うと思いますか?
名前にプラスとマイナスが出ているので簡単ですが、その根っこが同じであるところにも注目して欲しいと思います。
それは、どういうことか?
ちょっと製作している本のネタバレになりますが、ご紹介しましょう。

「事実は1つ、解釈は2つ」という言葉で私はそれを説明しています。
目の前で起きている事柄は1つであっても、それをどう解釈するかは2つの種類があるという意味です。
つまり、プラス思考とマイナス思考ですね。

仕事で思い通りにならないことがあった時、それを乗り越えることができたら人間としてひとつ成長できるので、こんなに良いことはないですね。
しかし、その逆にこんなに辛いことばかりならこの仕事なんか辞めてやる、となってしまったらその人の成長はそこまでです。
どちらが志事でどちらが死事なのかは、言うまでもないと思います。
この違い、頭では分かっていてもなかなか実践するのは難しいものです。

しかし、社会的に成功している人は漏れなくこれが実践できています。
私は飲食業界に身を置いているので飲食業界の切り口から物事を考えてしまいますが、全く違う業種、例えばIT業界でも実は同じことが言えます。

ITというと人間的なつながりが希薄で、たまたま時代の流れに乗った人が成功しているというイメージが強いと思います。
しかし、実際にIT業界で成功している人と接してみると、全然そんなことはないことがすぐに分かります。
自分としっかりと向き合って山を何度も乗り越えて、志事を続けてきた人が、その努力にふさわしい成功をしているのは、飲食業もIT産業も全く同じです。

目の前に起きている事実が、自分の思い通りのものでない時。
一旦、少し高い目線で考えてみてください。
もしかして、それは自分のためになることではないのか?乗り越えてみる価値があるのではないか?
それを考えることから、志事が始まります。

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