最近のニュースによると、中国で日本式の居酒屋スタイルで飲食を楽しむことができるお店が大人気になっているそうです。すでに中国では回転寿司や牛丼店など、日本で生まれたスタイルの飲食店が大人気ですが、居酒屋もそれらと同様に受け入れられているということです。
ビールやお酒などをおつまみと楽しみながら、最後にシメで主食を食べるという流れは、まさに日本と全く同じ。店内の風景を見ると、ここは日本の居酒屋かと思ってしまうほどです。
ただし、日本の居酒屋とは決定的に違うことがひとつあるそうです。それは、どの居酒屋もラーメンを前面に出していることです。日本では居酒屋とラーメン店は別物で、最後のシメにラーメン店に行くという人が多いですが、中国ではシメまで全て居酒屋で完結する人が多いらしく、居酒屋もこうしたニーズに応える形でラーメンに力を入れているそうです。
政治的には何かとうまくいかない日本と中国ですが、食文化は別物。日本で中華料理店に行く人がたくさんいるように、中国で日本式の居酒屋料理を楽しむ人がいるのは、きわめて自然なことなのでしょう。国は変わっても、良いものは良いのです。
引用元:マイナビニュース 2014年8月26日
http://news.mynavi.jp/news/2014/08/26/021/