こんにちは、中野です。
先日新聞に興味深い記事が載っていたので、そのお話をしたいと思います。
その記事によると、何でも最近は結婚式の披露宴でマグロの解体ショーが人気のアトラクションとなっているそうです。
和歌山県の漁港近くにあるベンチャー企業がイベント企画としてマグロ解体ショーを提案したところ、結婚式の披露宴からの引き合いが多いのだとか。
私たち磯一グループの各店でも、マグロ解体ショーはなかなかの人気イベントです。
ショーの前に食べたい部位などを入札してもらって、落札したお客様にその場で楽しんでもらうという趣向も好評です。
磯一各店のように海鮮系の居酒屋であれば簡単に発想も結びつくのですが、まさか結婚式とは。
マグロという魚だから良いようなものの、結婚式で生き物を切り刻むという血なまぐさいことをするのもどうなの?と正直思いました。
しかし、そこはやはり日本人です。
古代からマグロに親しんできた私たちは、それをおいしく食べるためであればグロテスクな感覚はないのでしょう。これが牛や豚なら話はまったく別物だと思いますが(笑)
記事によると、実際にその解体ショーを依頼した新婚カップルはサプライズ的な演出でショーを企画したそうです。
ウェディングケーキの入刀は、初めての夫婦共同作業という演出です。マグロ解体ショーでは、マグロに最初の包丁を入れるという演出になるそうで、なるほど言われてみればウェディングケーキより食べておいしいと思う人が多そうなので、良いかも知れませんね。
これまた記事によると、この企画を依頼すると40kgクラスのマグロと職人さん2人がコミコミで40万円だそうです。
これを高いと思うか、安いと思うか。
そこは、プライスレスなのです。