ポケモンGOって、どう思いますか?

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ポケモンGO スマホ

こんにちは、中野です。
夏真っ盛りの昨今、いきなり降って湧いたような話題として注目されるスマホゲームが登場しました。そうです、皆さんご存知の「ポケモンGO」です。
あまりにも話題になっていますし、このポケモンGOについてどう思うか尋ねられたこともあるので、コメントしてみたいと思います。

まず思ったことは、ビジネス面での戦略が実にうまいことです。
日本国内ではポケモン人気に代わって、「妖怪ウォッチ」の時代が来ていました。それもあって妖怪ウォッチに慣れている人にとっては「今さらポケモン?」というのが第一印象だったかも知れません。
日本国内ではそうだったのですが、世界は違いました。依然としてポケモンは世界を席巻し続け、日本のポップカルチャーを象徴するような存在として世界に知られています。ポケモンGOの配信が海外から始まったことに違和感を覚えた方がいるかも知れませんが、海外でのポケモン人気を考えると、そんなに不思議なことではありません。
むしろ、海外で大ヒットさせてから日本に逆輸入したほうが話題性もあるので成功する可能性が高いと考えたのではないでしょうか。
実際どうなったのかと言うと、その戦略は見事に的中していますよね。

立ち入り禁止の場所に入ってしまったり、スマホ中毒の人が増えたり、歩きスマホの問題が深刻になるなどの問題が指摘されています。
すでに、それが顕在化したような事件も起きています。有名人も色々とコメントしていて、「心から軽蔑する」と言い切った漫画家もいますね。
果たして、ここまで言い切る必要があるのか?と思います。ポケモンが元から好きな人にとっては待ちに待ったゲームでしょうし、そうでなかった人にとっても、面白いゲームアプリがあるからやってみようと思っても全く問題はありません。
スマホ中毒の問題が深刻だと言いますが、ポケモンGOがなくてもその問題はありました。歩きスマホについてもゲームだけが元凶ではありません。実際、歩きスマホで事故に遭った人の多くはLINEなどのSNSを操作していた人も多く含まれています。

これまでのスマホゲームと違って、ポケモンGOにはARという新しい要素が採り入れられています。ARとは拡張現実のことで、本物の風景や景色に仮想のキャラクター(この場合、ポケモンのモンスターですね)を溶け込ませて、よりリアリティのあるゲーム世界を作るというものです。
このARはすでに色々なところで実用化されていて、車のフロントガラスに映し出されるタイプのカーナビでは実際の景色に右折、左折という矢印が表示されるようになっているので、とても分かりやすいメリットがあります。
ポケモンGOは、これを初めて本格的にゲームに応用したものだけに、これだけ話題になっているわけです。

とにかく歩かないとモンスターに出会わないので、モンスターを捕まえるために歩く人が急増中です。部屋にこもってゲームばかりしているより、スマホを持って外を歩くようになるのですから、こちらのほうがマシじゃないかとも思います。
ポケモンGOのヒットによって、同様のゲームは続々と登場するでしょう。そんな時代に備えて、今のうちからポケモンGOとの正しい付き合い方を模索しておくのが現実的だと思います。

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