こんにちは、中野です。
いよいよ秋本番、最近になってようやく秋晴れの気持ちいい日が増えてきましたね。その一方で日が暮れた後は急に涼しいのを通り越して寒く感じるような日もあったりします。
過ごしやすい季節はアッという間に過ぎてしまうというのは、昔の人もそう感じていたことだと思います。
さて、今回はちょっとビジネス用語と磯一グループの事業について語ってみたいと思います。おそらくちょっと長くなるので、2回に分けたいと思います。
ビジネス用語に「ブランディング」という言葉があります。ブランドを作るという意味やブランド価値を守るというような意味合いに使われています。
とかく最近は「マーケティング」だの「ブランディング」だの横文字の多いビジネス用語の世界ですが、これには理由があります。
何も日本人が過剰に西洋かぶれをしているわけではなく、こうした考え方はことごとくアメリカから出てくるからです。
先日、「なぜノーベル賞の科学分野で日本人科学者が多数受賞をしているのに、経済学賞を受賞する人はいないのか」という記事を見つけて読んだのですが、その理由にも、こうしたビジネス分野での研究でアメリカが群を抜いているからだそうです。
以上の理由で、ブランド価値を作っていくことや守っていくことという意味の言葉は「ブランディング」以外が見当たらないという事情に逆らわないようにしたいと思います。
もちろん磯一グループにも内装やスタッフの接客、店内の雰囲気、さらにはお店全体のイメージなど明確なものからボンヤリしたものまで全部を含めてブランディングがなされています。
「磯一グループの店に行けばおいしい魚がある」というイメージは自然に作られたものではなく私たちが創り上げてきたイメージなので、これも立派なブランディングです。
ハンバーガーを食べたいと思った人が磯一グループ各店を思い出すことはまずないと思いますが、その一方でマクドナルドを思い浮かべることでしょう。これも、ハンバーガーという食文化においてマクドナルドが長い時間をかけてブランディングをしてきた結果です。
しかし、ブランディングという取り組みはこれだけでは終わりません。
もっと奥の深いもので、さらにブランディングに成功するか失敗するかで事業の先行きも大きく影響を受けるのが、これだけブランディンに注目が集まっている理由です。
やはり長くなってきたので、続きは後編で。