トップアスリートたちの素晴らしい志事

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リオ オリンピック 志事

こんにちは、中野です。
連日暑い日が続いていますが、地球の裏側であるブラジルのリオデジャネイロでも連日熱い戦いが続いています。
メダルラッシュという言葉は、まるでメダルを獲ることだけが目的のように感じるのであまり好きではありませんが、その言葉を有言実行している日本代表の選手には脱帽です。

これらの選手たちが自分の目標を続々と達成している姿を見ると、本当に清々しい気持ちになります。
彼らトップアスリートにとっての目標はたくさんあると思いますが、その中でも競技によってはオリンピックという存在がとても大きいわけで、特にそのことは前半戦の水泳、柔道、体操で強く感じました。
それぞれの競技には世界的な大会があるのですが、やはりオリンピックというとその中でも特別な存在なのでしょう。
そんな大舞台で自分の実力を発揮するというのは、とても難しいことだと思います。緊張もするでしょうし、その日にコンディションをうまく持ってくるのも簡単なことではありません。
しかし、彼らはそれをやってのけたのです。だから、結果がついて来たのです。

これって、ものすごいことだと思います。
私は常々、目標やゴールを設定してそれに向かって取り組むことを志事と呼んでいます。志(こころざし)があることだから、志事というわけです。
トップアスリートたちが取り組んでいるのは、この志事に他なりません。オリンピックという舞台をゴールに持ってきている選手にとって、4年間というのは壮大なレースのようなものです。与えられた時間は誰にとっても同じですが、その時間をどう使うか、自分をどう成長させていくか。それをコーチと一緒に考えて取り組み、時にはうまくいかない時を何度も乗り越えながら目標に向かって一歩一歩進んできたわけです。

その姿にスポットが当たることはあまりありませんが、それはそれは地道なものだと思います。
私たちはその結果や集大成を見ているだけなので簡単なことに感じる人もいるかも知れませんが、私はそこからにじみ出ている志事の積み重ねにどうしても目がいってしまいます。
体についた筋肉を見れば、その人がどれだけ練習を積んできたのかが分かります。勝負を終えた時の涙を見ると、その人がどれだけ苦しい思いをしてきたのかが分かります。
だからこそ、大舞台で人々は感動をもらえるということですね。

まだまだオリンピックは続きます。
テニスでは錦織選手が96年ぶりのメダルという志事を成し遂げました。自分の競技を振り返って「出し切った」と明言した選手もいました。それが言い切れることは、実はとても幸せなことなのだと思います。

私が取り組んでいる志事、磯一グループのスタッフが取り組んでいる志事は、こうしたトップアスリートが取り組んでいることとは次元が違うかも知れませんが、その根本にあるものは同じです。
自分を成長させたい、そして成功できる自分になりたい。その思いがブレずにある人は、トップアスリートであってもそうでなくても自己実現ができる人です。結果が目標通りではなかったとしても、その結果に満足できる人だと思いました。

まだまだ頑張れ、ニッポン!

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