サッカー日本代表の堂々とした姿に感動

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こんにちは、中野です。
ニッポン惜しかった!
今はもう、この話題抜きには語れないでしょう。
サッカー日本代表チームはあの世界の強豪、ベルギーを相手に堂々と戦いました。

もう誰もがご存知だと思うので言うまでもないことですが、今大会が始まった時の世界ランクは日本が61位です。ハッキリ言って出場国の中で格下だと思われてもおかしくはありません。
ヨーロッパや南米のチームから見れば、それほど怖くない相手だと思われていたことでしょう。

しかし、初戦のコロンビア戦から今回のストーリーが始まりました。英語で番狂わせのことをジャイアントキリングといいますが、日本がアジア勢で初めてコロンビアに勝ったということから、「今回は何か違うぞ」と思わせてくれています。

ポーランド戦では賛否両論が巻き起こる時間稼ぎがあったりでしたが、これも西野監督が言うように「勝ち上がるための戦略」として真っ当なものだと思います。あの試合で日本に必要なことは目の前の試合に勝つことではなく、決勝トーナメントに出ることなのですから。目的のための手段があって、その手段を正確に選んだということです。

それにしてもどうですか、日本選手の戦う姿の美しさ。
そもそもポーランド戦で負けたのに決勝トーナメントに駒を進めることができたのは、イエローカードがセネガルより少なかったからです。それだけフェアプレーに徹するという日本人の侍魂が思わぬ形で日本に味方してくれたと考えるべきでしょう。
その姿は、決勝トーナメントに進んでからも変わりません。世界ランキング3位の強豪ベルギー相手に、しっかりとルールに則った戦いを続けて実力でゴールをもぎとりました。
先制点を取られてからのベルギー選手の狼狽ぶりは明らかでした。「あれ?格下だと思っていた日本が先制?」と誰もが思う中、何かおかしいぞと思いながら2点目を奪われてさらに焦りを見せます。

勝負事は、焦ったり感情的になった者が圧倒的に不利になります。後半20分頃にベルギーは1点を返しましたが、これは一旦焦っていたメンタルをしっかりと立て直して戦略的に動いた結果だと思います。このあたりは、さすが強豪ですね。
そして最後はわずかな差で競り負けてしまいましたが、戦いっぷりだけでなく負けた姿もカッコ良く見えました。世界を相手に堂々と戦う人たちというのは、顔つきまで一流です。
とても残念な結果でしたが、おそらく多くの人はもっと一方的な試合内容を想像していたのではないでしょうか。一時は2点差をつけて「日本勝つのかも?」と思わせる展開もあって、見ている者を大いに盛り上がらせてくれたと思います。

選手たちは悔しいと思いますが、この経験は必ず生きてきます。堂々と胸を張って日本に帰ってきてほしいと思います。

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