成功している人には必ず理由がある 後編

こんにちは、中野です。
先日「成功している人には必ず理由がある」というテーマで記事を公開しましたが、その時に書き切れなかった続きを書きたいと思います。
今回は後編なので、前編の話が分からないと何を言っているのか分からないと思います。この記事からアクセスをしている方はぜひ前編からお読みください。

私がよく原因自分説を唱えているのは、物事がうまくいかない時の原因は必ず自分にもあるという事実に気づいてもらいたいからです。
もちろんこれは全部とは言いません。物事がうまくいかない時、その原因は自分にあるということを前提にした上で、それが10%なのか、50%なのか、はたまた90%なのかということを考えると、原因と解決策の本質が見えてきます。
物事がうまくいかない時、その原因を他者に求めているうちは、いつまで経っても本質にはたどり着けず、結果として原因を解消することもできません。
少し胸に手を当てて考えていただきたいのですが、そんな心当たりはありませんか?
「あいつのせいでうまくいかない」
「あいつがいるからうまくいかなくなった」
その考えから解決法を見出そうと思ったら、相手に消えてもらうしかありませんよね。それでは解決とは言えません。
最近になって子供の喧嘩のようにののしり合っている某超大国の大統領と、某独裁者に似ているとも思えてきますね。
彼らの両方が原因自分説を少しでも意識したら、言葉の使い方も変わってくるでしょう。

話がそれましたが、原因自分説にもあるように、自分を客観的に理解することはとても大切だと思います。
ネット上で有名になっている、ある動画があります。これはそれまでの人生が幸せだった少女が、戦争によってどん底に落ちてしまうまでを描いたショートムービーです。「自分がどれだけ恵まれているか痛感できる90秒のビデオ」とも呼ばれてネット上で拡散しているので、これを一度見てみてください。

まさか自分がこんなことになるとは到底思っていない人が、その「まさか」に直面してしまう動画です。
さすがに今すぐこうなることはないでしょうが、これを見ると今の自分がどれだけ恵まれているか分かると思います。そんな自分を理解するためにもいいきっかけになると思います。
その上で、自分に何ができるか、自分は本当に人の役に立っているのか?を自問自答すれば、必ず素晴らしい気づきに出会えるはずです。

この手の話題になると言いたいことはいくらでもありますが、成功している人がたどってきた道には、必ずこうした自己理解や気づきがあるということですね。

成功している人には必ず理由がある 前編

こんにちは、中野です。
世の中はお盆休みモードに突入、各地で渋滞や鉄道、飛行機の混雑が報道されています。暑い中ご苦労様としか言えませんが、これだけの人たちが目的地に向かうという強い思いを持っているということでもあると思います。
目的に向かって強い思いを持つことは、帰省ラッシュひとつを取っても人としてのモチベーションなので尊いことだと思います。

さて、今回は成功している人がなぜ成功しているのかという理由についてちょっと気づいたことを書いてみたいと思います。
先日、ある人が「成功するかどうかは運次第」というニュアンスのことを話していました。同じ努力をしている人が2人いたとして、片方は成功をして片方は成功しなかった、そこにあるのは運という差だけというわけです。

なるほど、確かに言う通りかも知れませんね。
同じ努力をしたということで全く条件が同じなのであれば、その差は運だけでしょう。
しかし、私が思うに全く条件が同じということはほとんどあり得ないと思います。人はそれぞれ生い立ちも違っていて性格や顔つき、背格好も違うのですから、それらが全く同じでないと「後は運だけ」と言うことはできません。
何が言いたいのかと言いますと、成功している人にはもちろん運という追い風もあると思いますが、必ず何か理由があるということです。運だけで成功できるのであれば、世の中の人は全員が運任せで努力をする必要はないでしょう。
成功している人は運をも味方につけるほど努力をしていて、しかもその努力が正しい方向に向いていたはずです。
私がよく「仕事」と「志事」を区別する時に努力の正しい方向について話しているのも、同じ努力をしていてもそれが同じ方向を向いていなければ比較の対象にはなりません。いくら努力をしていると思っていて、実際にそうであっても、それが間違った方向に向いてしまっていては、成功はおろか逆効果になることだってあるのです。

結局のところ、全てはその人次第なのです。
その人が自分をどう理解して、その自分に足りないものをどう補うか。そして自分に出来ること、人より秀でている部分をいかに人の役に立てることができるか。
これが確実に機能している人は、時期の遅い早いはあっても成功する確率は極めて高いと思います。これまでに見てきた人たちのほとんどに当てはまることなので、これは想像ではなく実戦データだと思ってください。

極論を言えば、ある程度以上の能力を持っている人にとって努力は「誰にでもできること」なんです。
では、そこから先の差になるものとは?

このお話は、後編に続きます。

横文字だらけのビジネス用語ですが、実は言ってることはそんなに変わっていない

こんにちは、中野です。
いよいよ夏本番、とにかく暑い日が続きます。さすがに「ビールがおいしい季節」なんて呑気なことを言っていられないような気候です。

その暑さとは全く関係ないのですが、日本のビジネスシーンに長らくはびこっている横文字ビジネス用語について語ってみたいと思います。特にIT業界などでよく使われているものだとは思いますが、私たち外食産業の世界でも見聞きすることが結構あります。
例えば・・・

アサイン
アテンド
イシュー
エクスキューズ
メセナ
セグメント、セグメンテーション
エポックメイキング
ナレッジ
マイルストーン
バジェット
リテラシー
フェイズ
プライオリティ
ブランディング
プロパー
ベネフィット
リードタイム

ここまではカタカナですが、アルファベットの用語もありますね。

KPI
MTG
Win-Win
AIDMA

などなど。
ちょっと思い出しただけでもこれだけあるのですから、実際に使われている言葉はまだまだあるでしょう。それにしても、よくもまぁこれだけ言葉があるものだと思うほど、横文字のオンパレードです。
これだけの言葉について、全部意味を言える人なんてなかなかいませんよね?
私も全部の言葉を説明しろと言われても無理です(笑)

これだけ多くの言葉が登場していますが、そんなにビジネスの現場が変わり続けていて、それに見合う言葉がないのでしょうか。
そんなことはありませんね。
ビジネスの現場で大切にされていることは昔とそう変わっておらず、単に今どきの言葉に置き換えているだけです。なぜそう言い切れるのかといいますと、外食産業でも他の業種でも、大切なことは昔からそれほど変わっていないからです。やはり人間がやることですから、普遍的なことは昔と同じです。
これだけ多くの言葉が出てきて、おそらくこれからも出てくると思いますが、言っていることはそれほど昔と変わりません。

あまり目先の言葉にばかり目を奪われることなく、その言葉が意味していること、発信者が何を伝えたいと思っているのかを見極めることが大切だということはこれからも変わりません。
むしろ、こうして横文字を敢えて多用することによって意味を分からにくくしているものがあるとしたら、それは「うさん臭いもの」として考えた方が良いのではないでしょうか。

「実家が飲食店という人のほうが成功する」説について

居酒屋、外食ビジネスに身を置く者として、これからこの世界で成功したいと思っている人と接することがよくあります。磯一グループで働きたいと思っている人との面接の場も、そのひとつです。

そんな機会によく感じることがあります。

それは、実家が飲食店をやっていたり、身内に飲食業をしている人がいるほうが成功しやすいのではないかと思っている人がとても多いことです。逆に言うと、身内に飲食業をしている人が全くいない場合は不利だと思っていることにもなります。
これは実際のところどうなのかと言いますと、そんなことは全くありません。実家が飲食業をしているからといって外食ビジネスで成功する素質があるとか、逆にそうでなければ才能がないとか、そんなことは無関係です。

なぜそう言い切れるのかと言いますと、私たちのスタッフには色々な人がいて、生い立ちに関係なく頑張っている人はしっかりと結果を残していることを知っているからです。
磯一の公式サイトを見ていただくと、各店の店長やアルバイトスタッフなどの紹介記事があります。そこには各スタッフの生い立ちや実家の商売などについても若干触れていますが、これを見ているだけでも全員が飲食業の家に生まれ育った人ではなく、ほぼ半々くらいの比率ではないかと思います。

もちろん、飲食業をしている人が身近にいる環境で育った人にとっては、飲食業がとても身近なものに感じられるでしょう。だからと言ってそのまま同じ道を歩む人が全員というわけではなく、全く違う仕事に就く人もたくさんいます。
その逆に、全く飲食業との関わりを持ったことの無い人が興味を持ってこの世界に飛び込んでくるということも多々あります。

成功のチャンスは、どちらにも平等にあります。その後、自分の仕事をどこまで頑張ったか(私たちが呼んでいる「志事」ができているか)によって、結果は大きく違ってきます。努力は人を裏切らないという言葉がありますが、この業界ほどその言葉がピッタリと当てはまることはないでしょう。頑張った人には、しっかりと結果は付いてくるのです。

例え、身内に同じ業種の人が全くいなくても、関係なく成功している人は磯一にもたくさんいるのですから。

起こるべくして起こったグルメンピック騒動

こんにちは、中野です。
いよいよ梅雨明けも間近になり、めちゃくちゃ暑い日が続いていますね。
夏が暑くなって冬が寒くならないと消費が上向かないと言いますが、これだけ暑いとビールの売り上げが増えてくれたらいいなと思います。

今回は、個人的にかなり気になっていた話をしたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、「グルメンピック」という食のイベントが開催前に中止となり、そこで出店料が返金されずトラブルになっている事件です。
グルメンピックという名称について、これまで無かったことが不思議に思うほど「ありがち」なので、私も初めてこの騒動を耳にした時は昔からやってきた食のイベントに何かあったのかと思ってしまいました。
事件の経緯についてはあちこちで報道されているので割愛します。ここからは私が個人的に思った見解を述べたいと思います。

まず、このグルメンピックは最初から出店料の持ち逃げを画策した上でのことだと思えてなりません。その理由があまりにもたくさんあるので全てを挙げるとキリがないのですが、最大の根拠はこのグルメンピックを主催すると発表していた会社に同様のイベントを開催した実績が全くないことです。
大東物産という会社について、私も当然見聞きするのは初めてでした。
その他にも開催概要が公表された「公式サイト」は作りが雑で、日本語がおかしい部分まであるので、まるで海外からサイバー攻撃なのではないかと思ってしまうほどです。
すでに公式サイトはないのでそれを見る術はありませんが、Webに詳しい専門家の話だと「詐欺丸出し」だったそうです。

ここで、ひとつの疑問がわきます。
このグルメンピックには170もの飲食店が出店を予定していました。1点あたりの出店料はブースの規模によって20万円から、高いところだと80万円です。
単純に20万円が170点というだけでも3,400万円。もっと高い出店料を支払っている飲食店もあると思うので、被害金額はそれ以上でしょう。
なぜ、これだけ多くの飲食店が騙されてしまったのか?そこが気になりますよね。

そこにはグルメイベントに対する過熱感があるのではないかと思います。
磯一グループも、こうしたイベントへの出店経験があります。2016年の「フードソニック」はおかげさまでたくさんのお客様に来ていただいて成功を収めることができたので、同様の機会があれば条件によっては出店を検討したいとも思います。
飲食業界にいる私ですら、日本全国でどれだけのグルメイベントが開催されているのか把握していません。それだけ多くのイベントが各地で開催されていて、ビジネス的なメリットもあるのでしょう。
そうなると、「うちもイベント出店」したいと思う飲食店も多くなります。
そう思っているところにグルメンピックの出店オファーが来たら・・・ということですね。
Webがかなり稚拙なので「騙されるほうが悪い」という声もありますが、弊社も決して他人事ではありません。親しくさせてもらっている飲食店が出店するということであれば、それならウチも・・・となってもおかしくないのですから。

このトラブルで、残念ながら出店料が満額返金される可能性は低いでしょう。最初からだますつもりだったのなら、罪に問われても返金する可能性は低いでしょうから。
すでに会社の所在地には何もないそうで、ますます返金は難しくなっていくと思われます。
しかし、このトラブルが大々的に報じられたので、今後同様の手口でお金を集めようとしても飲食店側はかなり警戒するはずなので、そういう意味での前例としては価値があると思います。
もちろんお金を持ち逃げされた飲食店の方々にとってはたまったものではありませんが。

イベント出店に限らず、何かを決断する時には十分かつ確信できる情報が欠かせないと思った騒動でした。

社員の健康あっての会社という考えに共感

こんにちは、中野です。
いよいよ梅雨本番、毎日ジメジメした日が多くなっていますが、これも自然の大切な恵みなのでありがたく頂戴しておきましょう。
もう暑い夏は、もうすぐそこなのですから。

少し前に、テレビを見ていたら社員の健康管理に熱心な会社の特集をやっていました。その方法はさまざまで、それぞれの会社の本業とも関わりがあってとても面白かったのでご紹介します。
「タニタの社員食堂」という本がベストセラーになったことがありますが、これも社員の健康管理に取り組む姿勢が世の中に評価された結果と言えるでしょう。しかも体脂肪計のトップメーカーであるタニタなのですから、きっと誰もが参考になるようなレシピがあるに違いない、という期待感もあります。

今回のテレビでやっていた特集では、わざとオフィス内に近道を作らずに遠回りをさせて歩くことを習慣づけたり、オフィスに野菜や果物を配達する会社に依頼して社員に野菜や果物を食べる習慣を促進したり、といった活動が紹介されていました。

これは、素晴らしいことです。

特にその中のある会社の代表者が言っていた言葉がとても気に入りました。
それは、「社員の健康あっての会社」だという言葉です。これは本当にその通りだと思います。磯一グループでもその考えは同じなので、社員が心身ともに健全に働けるような環境づくりは今も進行中の大きなテーマです。

社員が健康だからこそ、会社に利益をもたらしてくれるという言葉も続いていましたが、本当にその通りです。社員が健康で楽しく仕事をしてくれるからこそ、会社は繁栄します。
会社が繁栄するからこそ、社員に十分な待遇を用意できるのです。こんな会社がもっと増えれば、ブラック企業なんていう嫌な言葉も無くなるのに、と思いました。

若手アスリートの活躍に思う、人の育て方

こんにちは、中野です。
ようやく空梅雨が続いていた中、まとまった雨が降りました。
雨は何かと不便ですし気分も晴れませんが、やはり自然が本来の営みを続けてくれることはありがたいものです。
これ以上空梅雨が続くと稲作に影響が出ると話しておられた農家の方もいたので、その方もヤレヤレというところだと思います。

最近、日本のスポーツ界がとても元気ですね。
特に若い選手の活躍が目立つので、そういった選手たちが活躍するたびに「日本は変わった」と思わされます。
テニスの錦織圭選手や卓球の張本選手、他にも水泳の若手やサッカーの若い選手たちなど、10代で早くも頭角を現して世界と互角に戦う先週が次々と登場しています。
さすが、やっぱり東京でオリンピックをしようという国だけに強化にも熱心なのか・・・というのが世の中の一般的な認識かも知れませんが、国が選手を強化しようと思って予算を組んだだけでは、ここまでトップアスリートが次々と誕生することは絶対にありません。
それで出来ることなら、日本は何だかんだ言ってもお金があるのですから、とっくに今のようにスポーツ大国になっていたはずです。

こういう若手アスリートの活躍を見るたびに、日本人アスリートの育成方法がいよいよ本当に効果のあるものになってきたことを感じます。
日本人アスリートと言えば、かつてはメンタルの弱さが指摘されてきました。練習量ではどこの国の選手にも負けていないのに、ここ一番になると実力を出せないということが当たり前になっていたので、今の若手アスリートたちが実力を十分に発揮しているのは、こうしたメンタルをうまくコントロールしているのが大きいと思います。
また、日本人にとってスポーツの練習とは根性論が長らく居座っているので、とにかくたくさん練習をしていればOKという風潮がありました。これが世界と戦って勝てないのはすでに実証済みなので、それを改めて機動的な練習内容に切り替えつつあるのも、昨今の活躍の理由だと思います。

実はこれ、スポーツ界以外にも言えることです。
最近になって声高に「働き方改革」なんて言っていますが、これも国として大々的にキャンペーンを張るようなことではなく、早くから気づいている人は気づいていたことです。
長時間労働がもたらす非効率やモチベーションの低下、それに対する評価が不公平だと優秀なスタッフが辞めていってしまい、さらに長時間労働のスパイラルに陥ってしまうというのは、どこの会社でも起こりうることです。
それを国がガイドラインを定めて・・・と言われても、それが現実に即していないことは、「プレミアムフライデー」の大コケを見ても明らかですね。月末の金曜日だけは早く仕事を切り上げましょうという言われても、その日がひと月で一番忙しいわい!とツッコミを入れた人が多かったのではないでしょうか。

人を育てるのがうまい会社は、何も特別なことをしているわけではありません。
大切な社員を丁寧に取り扱っているだけのことで、ほとんどは心がけから始まるものです。そんな会社からの働きかけがあるからこそ、社員もそれに応じて自分で成長していこうとします。
これが会社と社員の両方に大きなメリットをもたらすことが分かれば、おそらく日本中の会社がそうなっていくことでしょう。
少しずつではありますが、確実にその方向に向かっているのは確かです。
選手の育て方が変わっただけで、日本人アスリートはこんなに強くなりました。
人の育て方を変えれば、もっと強くなる会社はたくさんあると思います。

泣く子と地頭には勝てぬ?

こんにちは、中野です。
いよいよ梅雨入りをしましたが、まだ爽やかな日もあったりで春と夏がせめぎあっているような毎日ですね。

いきなりですが、「泣く子と地頭には勝てぬ」という言葉をご存知でしょうか。
もう古い言葉なので知らないという方も多いことでしょう。磯一グループのスタッフ中でも知っている人はほとんどいないような言葉です。
地頭とは、かつていた役人のことです。年貢の徴収において強権を発動して厳しく取り立てていた人たちのことです。現代の税務署も十分厳しく取り立てている気がしますが・・・それは別の話ですね(笑)
この地頭に目をつけられてしまうと痛くない腹まで探られてしまうのではないかというわけで、とにかく多くの人々から恐れられる存在でした。

そこでもうひとつの「泣く子」です。
これは言うまでもなく一旦泣き始めたら手がつけられなくなった赤ちゃんのことです。
飛行機や新幹線の中で赤ちゃん連れの人は必ず何組かいますが、その中の赤ちゃんが泣きやまず延々と泣き続けているような場面に出くわすことがあります。
人間誰でも赤ちゃんの時があって、親にさんざん手こずらせたはずなのですから、それもひとつの成長くらいに思っておけば良いのですが、それを「うるさい」と感じる人も少なからずいます。
ひどい場合は「うるさい!」と言ってしまう人もいますが、こういうところに人の器が出るのではないかと思ってしまいます。先ほども言いましたが、人間には誰しも赤ちゃんの時期があって、少なからずどこかで泣きわめいて親だけでなく色々な人を困らせてきた「武勇伝」を持っているはずです。
その上で「うるさい!」と言うのですから、よほど我慢できなかったのかも知れませんが、そもそも人の多い場所に行くと何らかの騒音はあるわけで、それ以外にも色々な音が入り交じっているので静かな場所を求めるのであれば人のいないところに行くしかありません。

親にしてみれば、泣く子の恐ろしさは子供を持っている人同士の「あるある」です。一番泣いてほしくない場所で大泣きされて全く泣き止まなかったといったエピソードは、全ての親御さんにとって何らかの心当たりがあると思います。
だからこそ、そういう人たちはよその赤ちゃんが泣きわめいていても、そのことを非難したりはしません。内心はうるさいなと思っていても、それを口に出すことはしないでしょう。自分も同じ苦労をしているので、批判をしてどうにかなるものではなく、親が余計に困るだけだと知っているからです。
この場合、子供を持つ親となった人が子育てで苦労をしたことでひとつ成長をしたと考えることができます。「うるさいけれどお互い様」と考えることができれば、ギスギスした雰囲気にもなりにくいでしょう。

話を「泣く子と地頭」に戻しましょう。
今も昔も泣く子というのは地頭と同じくらい恐ろしい存在で、それを止められる人はいないということです。その苦労を知ることを人は親となり、大人の振る舞いができるようになっていくのだと思います。
必ずしも子供を持つ親がそうなるとは言いませんが、人として成長するための大きなプロセスであることに変わりはありません。やはり人間は、かなり苦しくなるほど追いつめられるような経験をしてはじめて、そこで何かに気づき、成長できるということですね。

サービス料って何の料金?

こんにちは、中野です。

ゴールデンウィークが明けてからというもの、なかなか上がらなかった気温がぐんぐん上がって夏のような日も多くなりましたね。
そうなるとビールが美味しい季節の到来です。

ビールを飲む場所と言えば居酒屋やビアホール、バーなどが思い浮かびます。
これらの場所は全て、サービスが商品のひとつになっている業種です。もちろん磯一グループも居酒屋という飲食業なので、サービスも重要な商品です。

今回は、この「サービス」について語ってみたいと思います。

サービス業の中でその究極の存在と言えば、ホテルです。その中でも高級ホテルと呼ばれるようなところは、サービスがとても行き届いていて気持ちよく滞在できるような仕組みが作り上げられています。

こうしたサービス業では、「サービスは無料ではない」という考え方があります。マクドナルドが「スマイル0円」というキャッチコピーを長らく使い続けていますが、これはあくまでもスマイルは0円ですが商品を出してくれたり、店内を清潔に保ったりというサービスが提供されており、それは商品代金の中に含まれています。
スマイル0円という言葉があること自体、本来は無料ではないという意味でもあるわけです。

このサービスは、サービス料という名目で請求書に記載されることもあります。
居酒屋や飲み屋では突き出しやチャームと呼ばれる、ちょっとしたおつまみを出すことがありますが、これも実は有料です。テーブルチャージといってその席を使うことに対する料金を支払ってもらう代わりに、ちょっとしたおつまみを出してサービスを提供しているわけです。

ノーチャージを売りにしているバーも多いですが、こういったお店では突き出しが出ることの方が少なく、純粋に飲み物の代金だけを請求する一方で接客などのサービスはそれほど重視していないというシステムです。

このサービス料について、ホテル業界にはこんな考え方があるそうです。

  • サービス料と同額のサービスを提供したのであれば、等価交換。
  • サービス料以上のサービスを提供できたのであれば、お客様満足。
  • サービス料以下のサービスしかできなかったのであれば、その分は詐欺。

さすがに「詐欺」という言葉はちょっと刺激的な感じもありますが、ホテルの研修でそんな話がされることもあるそうです。

居酒屋ではテーブルチャージという形で明細に記載されるので露骨ではないかも知れませんが、ホテルでは「サービス料」という名目ではっきりとサービスが有料であることが示されるので、余計にその考え方が先鋭的になるのでしょう。

ホテルは究極のサービス業なので、そこから学ぶ点は大いにあります。
居酒屋では接客というサービスを提供することでお客様からその対価をいただいているのですから、サービス料が詐欺になってしまっては飲食店として失格です。
ホテルは宿泊や滞在という、生活のほぼすべてをカバーするようなサービスが提供されるので差が出やすいと思いますが、飲食店は衣食住の中で「食」にのみ関わる業種です。

サービスが無くても良いのであれば、缶ビールを買って家で飲んでも同じことです。しかし、飲食店に足を運んでおいしい料理と一緒にビールやお酒を楽しみたいというお客様は、サービスという目に見えない商品を購入しています。

そのことをスタッフの一人一人がしっかりと認識して、「自分のサービスにお金を払ってもらっている」「自分のサービスを買ってくれている」という気持ちを持てば、細かいことに至るまで行動が変わってくると思います。

ホテルマンの所作が隅々まで行き届いているのは、まさにこの意識が徹底されているからでしょう。居酒屋に置き換えてそれを実践すれば、その人はさらに高いステージの人材となるはずです。

あの不倫騒動でも発揮された「人気は一瞬、人望は一生」の教え

こんにちは、中野です。
世の中はゴールデンウィーク目前、連休に何をしようかというワクワク感があちこちに溢れている季節ですね。この時期は連休があるというだけでなく、初夏という一年の中でもとても快適な時期なので、その意味でもワクワク感を与えてくれます。

さて、今回は人望の大切さについて語ってみたいと思います。
ちょっと古い話になりますが、去年の初めに世の中を大いに騒がせた報道がありました。そう、タレントのベッキーとゲスの極み乙女。というバンドのボーカリストである川谷絵音の不倫騒動です。それまで恋愛事とも無縁というイメージが強かったベッキーと、バンド名がそのまま体を表していることが話題性を高めた両氏による不倫はLINEの会話まで明るみになり、日本全体が蜂の巣をつついたような状態になりました。
ことの顛末は今さら説明するまでもありませんが、その後の動きでとても如実に感じたことがありました。それは、私がよく言っている「人気は一瞬、人望は一生」という言葉です。
この言葉を、去年の騒動に当てはめてみましょう。そこには「魅力」と「認知」の違いがあるように思います。

騒動までのベッキーは多数のレギュラー番組を抱え、CM女王とも呼ばれるほどの売れっ子でした。騒動で降板した番組やCMの損害が10億円とも言われていたことでも、その売れっ子ぶりが分かります。騒動からのベッキーは表舞台から姿を消し、自宅に引きこもっているとも言われる時期が長く続きました。
私の個人的な意見としては大の大人が勝手にやっている恋愛なので別に謹慎する必要もないと思いましたが、世の中はそうではありませんでした。イメージとは違うことをしたベッキーを許さなかったのです。
一方の、川谷絵音はどうでしょうか。テレビなどからは姿を消しましたが、バンドとしての活動は続けていました。ミュージシャンの本業はライブなどのバンド活動なので、それは続けていました。ちょうどタイミングよく発売されたアルバムも飛ぶように売れ、騒動をものともしない様子でした。
この両者の違いは何だったのでしょうか?

私が思うに、ベッキーは売れっ子でしたがたくさんの人に「認知」されていただけだったのではないでしょうか。多くの人に知られてはいるが、特定のファンがいるわけではなかったので、イメージを崩すような騒動を起こすと表舞台から消えざるを得なかったのです。
一方の川谷絵音は、ゲスの極み乙女。での音楽活動を通じてファンがいるので、不倫騒動と音楽活動は関係ないと思ってくれるファンが詰めかけてくれるおかげで音楽活動を続けることができました。テレビに出さないという圧力が加わったとしてもライブやアルバム販売という音楽活動には特に支障がなかったわけです。つまり、川谷絵音には認知ではなく「魅力」があったのです。

人望という言葉とは意味が違うかも知れませんが、芸能界にベッキーの代わりはいましたが、音楽界に川谷絵音の代わりはいなかったのです。
「人気は一瞬、人望は一生」という言葉とは若干意味合いが違いますが、単なる人気取りだけではその人の引力は続きませんが、その人が持つ魅力によって得られた人望は一生モノだということですね。
人はどうしてもその時の人気や注目度、よく思われたいという思いを優先してしまいがちですが、本当に信頼される人、その人の代わりはいないと周囲が思える人になることが、人として本当の成長なのです。

最後に。
騒動でどん底に落とされたベッキーが再び芸能活動を再開しています。一度地獄を見て這い上がってきたベッキーの姿は、去年のベッキーではありません。何か吹っ切れたような様子も見られるので、これからのベッキーはたくましく「人気」ではなく「魅力」で勝負をしていくことでしょう。

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