あのボブ・マーリィが遺した名言に共感

こんにちは、中野です。

今年の秋は妙に早く始まりましたが、それはそれで過ごしやすくいいですね。
朝晩はちょっと寒く感じるほどなので、もしかして冬が長くなるのでしょうか。

私はいつも、物事は感じ方ひとつだと言います。
同じ物事であっても苦痛と解釈するか成長のチャンスと解釈するかで全然結果が異なるというわけです。
それと全く同じことを、ある偉人が言っていることを知りました。その人とは、レゲエミュージックの神様、ボブ・マーリィです。
その言葉というのが・・・

Some people feel the rain, Others just get wet.

これを訳すと、「ある人は雨を感じるが、またある人は雨が降っても濡れるだけ」という感じになります。
これ、とてもいい言葉ですね。私はあまり詳しくないのですが、もしかして彼の曲の歌詞に出てくるフレーズなんでしょうか?
そうでなかったとしても、とても素敵です。

彼は雨に対してとても叙情的に捉えているように思います。何せアーティストなので、雨ひとつをとっても、「いとをかし」の精神で思いをめぐらせることができるのでしょう。
私はこの雨を、人が成長する時に必ずぶち当たる壁や逆境だと捉えました。志事と死事の違いを常々話していますが、死事になってしまっている人は雨が降っても濡れるだけなのでしょう。そして濡れたまま放ったらかしにして風邪を引いてしまう人もいます。
同じ雨でも何かを感じることができれば風邪も引かないですし、次に雨が降ったときは傘を持っているかも知れません。
そう思うと、濡れたままで終わらせるのはもったいないですね。

ボブ・マーリィのファンの方々はこの言葉を知っているでしょうし、彼が言わんとしている本当の意味もご存知かも知れません。
私の解釈はその意味と違うかも知れませんが、そこにもやはり物事の解釈の多様性があって良いのではないかと思います。

優しい心を持つ、育てる、ということ

こんにちは、中野です。

人としての成長には、「優しさ」という要素も重要だと思います。
人の気持ちになって考えるには優しさがないと始まりませんし、優しい心同士が共鳴しあった時に、真の信頼関係が生まれるのではないかとも思います。
では、その「優しい心」というのは、いったいどうやって作られるのでしょうか。そのヒントは幼児期にあるようなので、今回はちょっと幼児期の人格形成について語ってみたいと思います。
ちょっと長いです!すいませんが最後までお付き合いください。

人間の脳は3歳までに80%が完成し、12歳までに100%がほぼ出来上がってしまうそうです。そのため脳の発達が著しい時期に、脳に刺激を与えて、脳の発達を促すことが大事です。脳の発達が著しい時期に脳をどのくらい発達させたのかは子供の将来に大きくかかわることだけに、教育熱心な親御さんの中には英才教育に偏った幼児教育を行ってしまう人も多いですね。
確かに幼児期は脳が発達する時期なので英才教育も効果があるそうですが、逆に英才教育に偏り過ぎて、子供が勉強をきらいになってしまうケースもあります。
大人でも一夜漬けや詰込み式の勉強には苦痛を覚えるもので、私も十分すぎるくらい心当たりがあります(笑)
大人に比べて忍耐力も持久力もない子供の場合、これはなおさらです。そのため幼児期は知的教育だけに偏らず、いろいろなことを体験させて脳に刺激を与え、脳の発達を促すことが大事です。
そしてもうひとつ、幼児期の教育で考えなくてはならないのは、幼児期は脳の発達が著しいのと同時に人格の土台が作られる時期でもあるということです。幼児期に人格の土台となるものがどのように作られているかは成人した後も大きな影響を与えます。ここでようやく本題の、優しい心の話です。

幼児期は、脳の発達が著しいだけでなく、感情的な面や人間関係の面での大きく発達する時期です。子供は大人ほどに言葉を操ることができませんし、忍耐力や集中力もないので、遊びや日常生活の中で様々な知識や社会性、運動能力などを学び、吸収して成長していきます。
そしていろいろな体験をして知識などを吸収することによって好奇心や探究心、やる気、創造力などが鍛えられます。
日常生活を通して生活習慣を覚え、どのようなときにどのような態度を取ればよいのかを学習し、運動能力や積極性、自主性などを身に着けていくのです。
そうして作られた人格の土台は子供の将来、成人しても大きな影響を与えますし、小学校に就学してから大きな違いとなって現れてきます。

小学校就学前に探究心、やる気、創造力、運動能力や積極性、自主性などを身に着けている子供は、小学校に入ってからも先生の話をよく聞いて、その内容を考え、理解して問題をスムーズに解決していきます。しかし自立性や自律性、社会性といった土台ができていない子供は不安定な状態で成長していくことになります。小学校は3年生くらいになると考える問題が出題されるようになりますが、土台ができていない子供は問題の内容を落ち着いてゆっくり考えることができず、その結果、学力に大きな差が出てくるのです。幼児教育で英才教育だけでなく、人格を形成する土台作りが大事というのは、そのためです。
人格が形成されていない子供がそのまま大人になっても、優しい心を使いこなすのは期待できないでしょう。

さらに教育論を続けます。
アメリカの心理学者のサイモンズによる、子どもの性格と親の態度の関連性を分類したサイモンズ式分類では、幼児期の両親の接し方が子供の人格形成に大きな影響を与えると考えられています。
両親の子供への接し方は大きく分けると支配型、服従型、保護型、拒否型の4つに分類されるそうで、さらにこれらのタイプを組み合わせることによって過保護型、甘やかし型、無視型、残忍・残酷型があるといいます。
そして両親が子供を支配するように接する支配型では、子供は親の顔を伺うようになってしまい、自立性が未発達になるといったといったように、それぞれの型によって子供たちの人格に特徴ができるというのです。保護するだけでは自立心は育ちませんし、子供を拒否ばかりしていると、子供は不安定になってしまいます。それぞれの型は、どれかに偏るのではなく、支配と服従、保護と拒否といったように相反する型のバランスが大事といわれています。

・・・ここまで読んだ方の中には、なんとなく心当たりがあるとうい方もおられるのではないでしょうか?
人間の性格を4つの形だけに分類するのは乱暴だと思いますが、何となく「あるある」を感じました。磯一グループにはたくさんのスタッフがいるのでどうしても人をタイプ別に分類して考えたくなる時があるのですが、うまくいかなかった人ほど、ここに出てくるような「あるある」に該当しているような気がします。
人格形成が大切な時期に優しい心を見につけておくというのは、後々の人生に大きな影響を及ぼすということですね。そのほうが最終的に子供が出世すると思うので、何が一番大切かということを考える気づきの価値を感じさせられます。

少しの成長から、幸せが始まる

磯一グループには、働くことへのコンセプトとして、「少しの成長から幸せが始まる」という言葉を掲げています。これはいったいどういう意味なのか?ここで簡単に解説したいと思います。
元から磯一グループは、人が成長できる会社、人を成長させる会社であることを大きなテーマとしています。そこで働く人の成長がなければ、会社が成長するはずがないからです。まして飲食業は目の前にお客様がおられるわけで、お客様に成長を感じてもらうこと、そこに満足してもらうことでお金をいただいているのですから、なおさらです。
ここでいう成長にはたくさんの意味があります。自分自身の人間としての成長はもちろんのこと、これまで出来なかったことが出来るようになったり、これまで考えが及ばなかったところに考えが及ぶようになったり。これまで見えていなかった風景が見えるようになるのは、人は幸せを感じられるものです。
ただ、これだけでは人間面白くありませんよね。成長したからには、社会的にも評価されたいと思うのは当然のことです。会社に出来ることは、収入面で成長に応えること、成長に見合ったポストを与えること、会社としてその人のさらなる成長を応援すること、などです。
頑張れば、頑張っただけに成果は必ず得られる。それが確信できるからこそ、人は成長しようと頑張れるのです。たとえひとつひとつの成長は小さなことであっても、やがてそれは大きな塊となって、本人を幸せにしてくれるのです。

成功している人には必ず理由がある 後編

こんにちは、中野です。
先日「成功している人には必ず理由がある」というテーマで記事を公開しましたが、その時に書き切れなかった続きを書きたいと思います。
今回は後編なので、前編の話が分からないと何を言っているのか分からないと思います。この記事からアクセスをしている方はぜひ前編からお読みください。

私がよく原因自分説を唱えているのは、物事がうまくいかない時の原因は必ず自分にもあるという事実に気づいてもらいたいからです。
もちろんこれは全部とは言いません。物事がうまくいかない時、その原因は自分にあるということを前提にした上で、それが10%なのか、50%なのか、はたまた90%なのかということを考えると、原因と解決策の本質が見えてきます。
物事がうまくいかない時、その原因を他者に求めているうちは、いつまで経っても本質にはたどり着けず、結果として原因を解消することもできません。
少し胸に手を当てて考えていただきたいのですが、そんな心当たりはありませんか?
「あいつのせいでうまくいかない」
「あいつがいるからうまくいかなくなった」
その考えから解決法を見出そうと思ったら、相手に消えてもらうしかありませんよね。それでは解決とは言えません。
最近になって子供の喧嘩のようにののしり合っている某超大国の大統領と、某独裁者に似ているとも思えてきますね。
彼らの両方が原因自分説を少しでも意識したら、言葉の使い方も変わってくるでしょう。

話がそれましたが、原因自分説にもあるように、自分を客観的に理解することはとても大切だと思います。
ネット上で有名になっている、ある動画があります。これはそれまでの人生が幸せだった少女が、戦争によってどん底に落ちてしまうまでを描いたショートムービーです。「自分がどれだけ恵まれているか痛感できる90秒のビデオ」とも呼ばれてネット上で拡散しているので、これを一度見てみてください。

まさか自分がこんなことになるとは到底思っていない人が、その「まさか」に直面してしまう動画です。
さすがに今すぐこうなることはないでしょうが、これを見ると今の自分がどれだけ恵まれているか分かると思います。そんな自分を理解するためにもいいきっかけになると思います。
その上で、自分に何ができるか、自分は本当に人の役に立っているのか?を自問自答すれば、必ず素晴らしい気づきに出会えるはずです。

この手の話題になると言いたいことはいくらでもありますが、成功している人がたどってきた道には、必ずこうした自己理解や気づきがあるということですね。

成功している人には必ず理由がある 前編

こんにちは、中野です。
世の中はお盆休みモードに突入、各地で渋滞や鉄道、飛行機の混雑が報道されています。暑い中ご苦労様としか言えませんが、これだけの人たちが目的地に向かうという強い思いを持っているということでもあると思います。
目的に向かって強い思いを持つことは、帰省ラッシュひとつを取っても人としてのモチベーションなので尊いことだと思います。

さて、今回は成功している人がなぜ成功しているのかという理由についてちょっと気づいたことを書いてみたいと思います。
先日、ある人が「成功するかどうかは運次第」というニュアンスのことを話していました。同じ努力をしている人が2人いたとして、片方は成功をして片方は成功しなかった、そこにあるのは運という差だけというわけです。

なるほど、確かに言う通りかも知れませんね。
同じ努力をしたということで全く条件が同じなのであれば、その差は運だけでしょう。
しかし、私が思うに全く条件が同じということはほとんどあり得ないと思います。人はそれぞれ生い立ちも違っていて性格や顔つき、背格好も違うのですから、それらが全く同じでないと「後は運だけ」と言うことはできません。
何が言いたいのかと言いますと、成功している人にはもちろん運という追い風もあると思いますが、必ず何か理由があるということです。運だけで成功できるのであれば、世の中の人は全員が運任せで努力をする必要はないでしょう。
成功している人は運をも味方につけるほど努力をしていて、しかもその努力が正しい方向に向いていたはずです。
私がよく「仕事」と「志事」を区別する時に努力の正しい方向について話しているのも、同じ努力をしていてもそれが同じ方向を向いていなければ比較の対象にはなりません。いくら努力をしていると思っていて、実際にそうであっても、それが間違った方向に向いてしまっていては、成功はおろか逆効果になることだってあるのです。

結局のところ、全てはその人次第なのです。
その人が自分をどう理解して、その自分に足りないものをどう補うか。そして自分に出来ること、人より秀でている部分をいかに人の役に立てることができるか。
これが確実に機能している人は、時期の遅い早いはあっても成功する確率は極めて高いと思います。これまでに見てきた人たちのほとんどに当てはまることなので、これは想像ではなく実戦データだと思ってください。

極論を言えば、ある程度以上の能力を持っている人にとって努力は「誰にでもできること」なんです。
では、そこから先の差になるものとは?

このお話は、後編に続きます。

横文字だらけのビジネス用語ですが、実は言ってることはそんなに変わっていない

こんにちは、中野です。
いよいよ夏本番、とにかく暑い日が続きます。さすがに「ビールがおいしい季節」なんて呑気なことを言っていられないような気候です。

その暑さとは全く関係ないのですが、日本のビジネスシーンに長らくはびこっている横文字ビジネス用語について語ってみたいと思います。特にIT業界などでよく使われているものだとは思いますが、私たち外食産業の世界でも見聞きすることが結構あります。
例えば・・・

アサイン
アテンド
イシュー
エクスキューズ
メセナ
セグメント、セグメンテーション
エポックメイキング
ナレッジ
マイルストーン
バジェット
リテラシー
フェイズ
プライオリティ
ブランディング
プロパー
ベネフィット
リードタイム

ここまではカタカナですが、アルファベットの用語もありますね。

KPI
MTG
Win-Win
AIDMA

などなど。
ちょっと思い出しただけでもこれだけあるのですから、実際に使われている言葉はまだまだあるでしょう。それにしても、よくもまぁこれだけ言葉があるものだと思うほど、横文字のオンパレードです。
これだけの言葉について、全部意味を言える人なんてなかなかいませんよね?
私も全部の言葉を説明しろと言われても無理です(笑)

これだけ多くの言葉が登場していますが、そんなにビジネスの現場が変わり続けていて、それに見合う言葉がないのでしょうか。
そんなことはありませんね。
ビジネスの現場で大切にされていることは昔とそう変わっておらず、単に今どきの言葉に置き換えているだけです。なぜそう言い切れるのかといいますと、外食産業でも他の業種でも、大切なことは昔からそれほど変わっていないからです。やはり人間がやることですから、普遍的なことは昔と同じです。
これだけ多くの言葉が出てきて、おそらくこれからも出てくると思いますが、言っていることはそれほど昔と変わりません。

あまり目先の言葉にばかり目を奪われることなく、その言葉が意味していること、発信者が何を伝えたいと思っているのかを見極めることが大切だということはこれからも変わりません。
むしろ、こうして横文字を敢えて多用することによって意味を分からにくくしているものがあるとしたら、それは「うさん臭いもの」として考えた方が良いのではないでしょうか。

「実家が飲食店という人のほうが成功する」説について

居酒屋、外食ビジネスに身を置く者として、これからこの世界で成功したいと思っている人と接することがよくあります。磯一グループで働きたいと思っている人との面接の場も、そのひとつです。

そんな機会によく感じることがあります。

それは、実家が飲食店をやっていたり、身内に飲食業をしている人がいるほうが成功しやすいのではないかと思っている人がとても多いことです。逆に言うと、身内に飲食業をしている人が全くいない場合は不利だと思っていることにもなります。
これは実際のところどうなのかと言いますと、そんなことは全くありません。実家が飲食業をしているからといって外食ビジネスで成功する素質があるとか、逆にそうでなければ才能がないとか、そんなことは無関係です。

なぜそう言い切れるのかと言いますと、私たちのスタッフには色々な人がいて、生い立ちに関係なく頑張っている人はしっかりと結果を残していることを知っているからです。
磯一の公式サイトを見ていただくと、各店の店長やアルバイトスタッフなどの紹介記事があります。そこには各スタッフの生い立ちや実家の商売などについても若干触れていますが、これを見ているだけでも全員が飲食業の家に生まれ育った人ではなく、ほぼ半々くらいの比率ではないかと思います。

もちろん、飲食業をしている人が身近にいる環境で育った人にとっては、飲食業がとても身近なものに感じられるでしょう。だからと言ってそのまま同じ道を歩む人が全員というわけではなく、全く違う仕事に就く人もたくさんいます。
その逆に、全く飲食業との関わりを持ったことの無い人が興味を持ってこの世界に飛び込んでくるということも多々あります。

成功のチャンスは、どちらにも平等にあります。その後、自分の仕事をどこまで頑張ったか(私たちが呼んでいる「志事」ができているか)によって、結果は大きく違ってきます。努力は人を裏切らないという言葉がありますが、この業界ほどその言葉がピッタリと当てはまることはないでしょう。頑張った人には、しっかりと結果は付いてくるのです。

例え、身内に同じ業種の人が全くいなくても、関係なく成功している人は磯一にもたくさんいるのですから。

起こるべくして起こったグルメンピック騒動

こんにちは、中野です。
いよいよ梅雨明けも間近になり、めちゃくちゃ暑い日が続いていますね。
夏が暑くなって冬が寒くならないと消費が上向かないと言いますが、これだけ暑いとビールの売り上げが増えてくれたらいいなと思います。

今回は、個人的にかなり気になっていた話をしたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、「グルメンピック」という食のイベントが開催前に中止となり、そこで出店料が返金されずトラブルになっている事件です。
グルメンピックという名称について、これまで無かったことが不思議に思うほど「ありがち」なので、私も初めてこの騒動を耳にした時は昔からやってきた食のイベントに何かあったのかと思ってしまいました。
事件の経緯についてはあちこちで報道されているので割愛します。ここからは私が個人的に思った見解を述べたいと思います。

まず、このグルメンピックは最初から出店料の持ち逃げを画策した上でのことだと思えてなりません。その理由があまりにもたくさんあるので全てを挙げるとキリがないのですが、最大の根拠はこのグルメンピックを主催すると発表していた会社に同様のイベントを開催した実績が全くないことです。
大東物産という会社について、私も当然見聞きするのは初めてでした。
その他にも開催概要が公表された「公式サイト」は作りが雑で、日本語がおかしい部分まであるので、まるで海外からサイバー攻撃なのではないかと思ってしまうほどです。
すでに公式サイトはないのでそれを見る術はありませんが、Webに詳しい専門家の話だと「詐欺丸出し」だったそうです。

ここで、ひとつの疑問がわきます。
このグルメンピックには170もの飲食店が出店を予定していました。1点あたりの出店料はブースの規模によって20万円から、高いところだと80万円です。
単純に20万円が170点というだけでも3,400万円。もっと高い出店料を支払っている飲食店もあると思うので、被害金額はそれ以上でしょう。
なぜ、これだけ多くの飲食店が騙されてしまったのか?そこが気になりますよね。

そこにはグルメイベントに対する過熱感があるのではないかと思います。
磯一グループも、こうしたイベントへの出店経験があります。2016年の「フードソニック」はおかげさまでたくさんのお客様に来ていただいて成功を収めることができたので、同様の機会があれば条件によっては出店を検討したいとも思います。
飲食業界にいる私ですら、日本全国でどれだけのグルメイベントが開催されているのか把握していません。それだけ多くのイベントが各地で開催されていて、ビジネス的なメリットもあるのでしょう。
そうなると、「うちもイベント出店」したいと思う飲食店も多くなります。
そう思っているところにグルメンピックの出店オファーが来たら・・・ということですね。
Webがかなり稚拙なので「騙されるほうが悪い」という声もありますが、弊社も決して他人事ではありません。親しくさせてもらっている飲食店が出店するということであれば、それならウチも・・・となってもおかしくないのですから。

このトラブルで、残念ながら出店料が満額返金される可能性は低いでしょう。最初からだますつもりだったのなら、罪に問われても返金する可能性は低いでしょうから。
すでに会社の所在地には何もないそうで、ますます返金は難しくなっていくと思われます。
しかし、このトラブルが大々的に報じられたので、今後同様の手口でお金を集めようとしても飲食店側はかなり警戒するはずなので、そういう意味での前例としては価値があると思います。
もちろんお金を持ち逃げされた飲食店の方々にとってはたまったものではありませんが。

イベント出店に限らず、何かを決断する時には十分かつ確信できる情報が欠かせないと思った騒動でした。

社員の健康あっての会社という考えに共感

こんにちは、中野です。
いよいよ梅雨本番、毎日ジメジメした日が多くなっていますが、これも自然の大切な恵みなのでありがたく頂戴しておきましょう。
もう暑い夏は、もうすぐそこなのですから。

少し前に、テレビを見ていたら社員の健康管理に熱心な会社の特集をやっていました。その方法はさまざまで、それぞれの会社の本業とも関わりがあってとても面白かったのでご紹介します。
「タニタの社員食堂」という本がベストセラーになったことがありますが、これも社員の健康管理に取り組む姿勢が世の中に評価された結果と言えるでしょう。しかも体脂肪計のトップメーカーであるタニタなのですから、きっと誰もが参考になるようなレシピがあるに違いない、という期待感もあります。

今回のテレビでやっていた特集では、わざとオフィス内に近道を作らずに遠回りをさせて歩くことを習慣づけたり、オフィスに野菜や果物を配達する会社に依頼して社員に野菜や果物を食べる習慣を促進したり、といった活動が紹介されていました。

これは、素晴らしいことです。

特にその中のある会社の代表者が言っていた言葉がとても気に入りました。
それは、「社員の健康あっての会社」だという言葉です。これは本当にその通りだと思います。磯一グループでもその考えは同じなので、社員が心身ともに健全に働けるような環境づくりは今も進行中の大きなテーマです。

社員が健康だからこそ、会社に利益をもたらしてくれるという言葉も続いていましたが、本当にその通りです。社員が健康で楽しく仕事をしてくれるからこそ、会社は繁栄します。
会社が繁栄するからこそ、社員に十分な待遇を用意できるのです。こんな会社がもっと増えれば、ブラック企業なんていう嫌な言葉も無くなるのに、と思いました。

若手アスリートの活躍に思う、人の育て方

こんにちは、中野です。
ようやく空梅雨が続いていた中、まとまった雨が降りました。
雨は何かと不便ですし気分も晴れませんが、やはり自然が本来の営みを続けてくれることはありがたいものです。
これ以上空梅雨が続くと稲作に影響が出ると話しておられた農家の方もいたので、その方もヤレヤレというところだと思います。

最近、日本のスポーツ界がとても元気ですね。
特に若い選手の活躍が目立つので、そういった選手たちが活躍するたびに「日本は変わった」と思わされます。
テニスの錦織圭選手や卓球の張本選手、他にも水泳の若手やサッカーの若い選手たちなど、10代で早くも頭角を現して世界と互角に戦う先週が次々と登場しています。
さすが、やっぱり東京でオリンピックをしようという国だけに強化にも熱心なのか・・・というのが世の中の一般的な認識かも知れませんが、国が選手を強化しようと思って予算を組んだだけでは、ここまでトップアスリートが次々と誕生することは絶対にありません。
それで出来ることなら、日本は何だかんだ言ってもお金があるのですから、とっくに今のようにスポーツ大国になっていたはずです。

こういう若手アスリートの活躍を見るたびに、日本人アスリートの育成方法がいよいよ本当に効果のあるものになってきたことを感じます。
日本人アスリートと言えば、かつてはメンタルの弱さが指摘されてきました。練習量ではどこの国の選手にも負けていないのに、ここ一番になると実力を出せないということが当たり前になっていたので、今の若手アスリートたちが実力を十分に発揮しているのは、こうしたメンタルをうまくコントロールしているのが大きいと思います。
また、日本人にとってスポーツの練習とは根性論が長らく居座っているので、とにかくたくさん練習をしていればOKという風潮がありました。これが世界と戦って勝てないのはすでに実証済みなので、それを改めて機動的な練習内容に切り替えつつあるのも、昨今の活躍の理由だと思います。

実はこれ、スポーツ界以外にも言えることです。
最近になって声高に「働き方改革」なんて言っていますが、これも国として大々的にキャンペーンを張るようなことではなく、早くから気づいている人は気づいていたことです。
長時間労働がもたらす非効率やモチベーションの低下、それに対する評価が不公平だと優秀なスタッフが辞めていってしまい、さらに長時間労働のスパイラルに陥ってしまうというのは、どこの会社でも起こりうることです。
それを国がガイドラインを定めて・・・と言われても、それが現実に即していないことは、「プレミアムフライデー」の大コケを見ても明らかですね。月末の金曜日だけは早く仕事を切り上げましょうという言われても、その日がひと月で一番忙しいわい!とツッコミを入れた人が多かったのではないでしょうか。

人を育てるのがうまい会社は、何も特別なことをしているわけではありません。
大切な社員を丁寧に取り扱っているだけのことで、ほとんどは心がけから始まるものです。そんな会社からの働きかけがあるからこそ、社員もそれに応じて自分で成長していこうとします。
これが会社と社員の両方に大きなメリットをもたらすことが分かれば、おそらく日本中の会社がそうなっていくことでしょう。
少しずつではありますが、確実にその方向に向かっているのは確かです。
選手の育て方が変わっただけで、日本人アスリートはこんなに強くなりました。
人の育て方を変えれば、もっと強くなる会社はたくさんあると思います。

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